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2005年9月26日 (月)

いまごろ!朝日

「まさか。そう思って2度、3度と検算してみた。やはり正しい。うーむ。考え込んでしまう。先日あった総選挙での300小選挙区の票数のことである。自民・公明両党の候補者の得票数を合計すると、ざっと3350万票だった。一方の民主、共産、社民、複数の新党や無所属を全部あわせると3450万票を超えている。なんと100万票も与党より多いではないか」(朝日、9/26,天声人語)

今頃何を言ってるんだい!

選挙中は「郵政民営化の国民投票」と言い、小泉圧勝の見出しをならべておいて、今頃「小選挙区での投票者の過半数が必ずしも民営化に賛成ではなかったという事実」と書く。

「考え込んでしまう」のは足し算のことじゃなくて、自分たちの報道のことじゃないのか。

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2005年9月23日 (金)

何でも値上げの秋

今年はサンマが大漁だとか。鮮度もよくて刺身も何度かたべました。食欲の秋ですね。

ところが一方でガソリンは高騰。全国平均が130円を超すという報道も。満タンにするのが怖いくらい。昨日、セルフスタンドで123円で入れましたが、それでも6000円以上。うーっ!!

これに追い打ちをかけるように、名古屋市は市の施設の料金大幅値上げ案を発表。最大1.5倍に。各区にある生涯学習センター(元社会教育センター)の会議室は800円→1200円。子ども祭りの実行委員会や地域の行事でよく使われるところです。

これでも市民の反対の声が殺到して押さえたもの。先月、市が発表した「公の施設にかかる使用料の設定基準」ではかかる費用の50%から100%を市民負担にするというものです。これを適用すると1.5倍どころか10倍になるものもあります。

この「基準」を検討してきた「受益者負担のあり方研究会」座長のI氏は小泉ブレインのH氏の直系。言うことは同じ「官から民へ」「受益者負担」。市の新入職員研修で「君らは勝ち組」と市場原理をたたきこむ。くらしが困難な人など「負け組」としか考えていないのでしょう。

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2005年9月19日 (月)

偶然の出会い

今日はこのブログで紹介した二人の著者に会いました。
ー人は小中陽太郎さん。
半田市立博物館で行なわれている小栗風葉展で。尾峙紅葉の直弟子で明治~大正時代の作家である風葉について小中さんが大作を書いており、案内をもらっていたので、主催者の懇親会まで一緒に参加しました。

半田で別れて電車で名古屋駅につくと、今度はヒロシマレクイエムの大橋先生とバッタリ。ある協会の会合で、名古屋駅近くで飲んでいたそうです。
小中さんとー緒の車だったら無かった偶然。日頃の行いというか、ブログの行いですね。

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2005年9月18日 (日)

タクシードライバーは眠らない

夕べのNHKでタクシーの問題をやっていました。

政府の規制緩和でタクシー料金は安くなったものの、運転手の賃金は平均年収は280万、限界を超えて生活保護水準にまで下がってしまいました。そのため労基法や安全基準通り働いていたのでは生きていけないため、不法・脱法行為がひろがり、タクシー事故は大阪だけでも300件増加しています。

国土交通省は不法行為をしていた会社に営業停止処分を行いましたが、原因である料金と台数の規制緩和についてはほおかむり。

番組では「タクシーの規制緩和を始めたんだから、(安全のための)他の規制も取り払わえ。でないと安売り競争の中では食っていけない」という会社と「規制緩和のしすぎが問題」という企業間の対立の図式に描いていましたが、「タクシードライバーは眠れない」というタイトルからは規制緩和を批判しているようにも見えました。

渋滞・信号待ちで、道路の真ん中で居眠りしているドライバーもいました。JR西日本と同じような大事故にならなければと思いますが。

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2005年9月17日 (土)

民主党代表選

民主党の代表選挙に出馬する前原誠司っていう人をyahooで検索すると松下政経塾の出身者がでてきます。この塾出身の衆院議員は自民13,民主15人でした。

自民も民主もどちらも台頭してきている若手議員の多くは塾出身者と同じく「新自由主義」ですね。グローバル化と規制緩和を軸に「改革」を叫ぶあれです。改革と言ったってどういう方向か中身に関係なく反対する人はみんな「守旧派」にされてしまいます。岡田代表も規制緩和で全国に進出するイオングループに支援される新自由主義政策の旗振り役です。

総選挙で民主党が負けたのは小泉首相に新自由主義政策でお株をとられたからでしょう。岡田代表が言ったように「郵政民営化に反対ではなく自民党の郵政民営化法案に反対」では「元祖」と「本家」の争いで、小泉旋風には太刀打ちできません。

ところで愛知のトヨタグループでは小選挙区制になった時から労組が民主党を応援、会社は静観で事実上民主党。今回は奥田会長が小泉首相と握手。豊田市で小泉首相を招いて大集会が開催されました。

日本経団連会長のトヨタが自民党で動いたことは大きな変化でした。奥田会長は規制緩和に加え、海外進出に備えて憲法改正にも積極的な姿勢を打ち出しています。郵政法案が否決されたとき小泉首相が記者会見を後回しにして真っ先に奥田会長の待つホテルに行ったことでも緊密ぶりがわかります。

トヨタに切られないために民主党の次期代表はどう手を打ってくるでしょうか。もっと徹底した新自由主義「改革」路線でしょうか。トヨタが喜ぶ消費税大幅引き上げでしょうか。

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2005年9月16日 (金)

ラーメンがまずい

最近名古屋にもラーメン屋さんが増えた。金山駅周辺には、私が食べただけでもこの数年で10軒以上の店ができた。しかし、そのどこにも共通しているのはスープがおいしくないこと。味はいろいろあるのだが、スープを飲み干そうという気にはなれない。

そこのところを知り合いの中華料理「かみなりや」の大将に聞いてみた。大将曰く「だしの取り方が問題。毎日鶏ガラとか豚骨からだしを取らないで、できあいの汁をつかっているところがある」そうだ。じゃ、ちょっと高級なインスタントラーメンと変わらない。最近は生麺タイプもたくさんでている。

kaminari ところでこの大将ただ者ではない。中華料理なんとか組合の役員をやっていて、学校で授業も教えている。お店もTVや新聞にもちょくちょく紹介されている。店が万博にむかうリニモの始発藤が丘駅の近くにあり、今年は「万博ラーメン」をつくって話題になった。昨年は薬膳スープの「名東ラーメン」で朝日新聞に大きく紹介された。(写真は朝日新聞04年1月28日)

「スープが健康にいいから全部飲め」という。私はカゼで熱がでたり、おなかを壊したりすると薬膳のスープをつくってもらう。それに土鍋ででてくる「かみなりラーメン」が好きだ。

店は大将と修行の青年の二人でやっている。店中にかみなりオヤジの罵声が響くこともある。これが嫌で友人は「なんで金を払ってこんな怒鳴り声をきかないかんのだ」と言っていた。私はすっかり慣れてしまったので、青年に「がんばれよ」と声をかけてやる。

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2005年9月13日 (火)

9条にカンパイ

9jo050909自民党と公明党で衆議院の2/3を占め、憲法「改正」が現実味を帯びてきましたが・・・

名古屋では9月9日の午後9時に青年らによる「憲法9条守ろう」のアピールがありました。

愛労連青年協議会の「9条にカンパイ」プロジェクトが主催したアピール行動には通りかかった青年も多数参加し、120名でカンパイしました。この取り組みは朝日、中日新聞が報道しました。このほかにも名古屋市職労と名古屋水道労組の青年部と千種区でも取り組まれました。

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2005年9月12日 (月)

イラクからドクター

イラクの子どもたちを救援する市民団体「セイブイラクチルドレン・名古屋」がこの秋、新たに二人の医師をまねく。劣化ウラン弾による白血病が急増しており、これに対応する医療技術を学ぶために日本の病院で研修する。昨年は名古屋大学病院で、今年は愛知医科大学が研修に協力してくれる。

私も少しだけ協力させてもらっている。昨年4月にはイラクの現地側で対応していた高遠さんが拘束され、三日三晩たいへんな状況でアルジャジーラとの連絡が続いた。muhammed (写真は中日04/04/10)

日本で治療したアッバース君、二人のドクターは帰国したが、アッバース君は急逝した。二人の医師はいま戦火の下、不足する医薬、器具の中で奮闘している。

8月末に一人目のバスラ教育病院整形外科長のアル・イドリッシ医師が着き、研修を始めた。研修中はアパート住まいなので生活支援のボランティアもお願いした。医療関係は反核医師の会のメンバーを中心に愛知保険医協会などが手配をしてくれる。

昨年は医療器具を送った。大学病院などの協力でCTスキャンなども送ることができた。すべてカンパでお願いしている。もっともっとできることを広げたい。

イラクでは「ノー ブッシュ」「ノー コイズミ」の声が広がっている。

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2005年9月11日 (日)

誰も知らない

青年の飲み会で飲んでいたときです。水道局で働いている青年が「今日水道を開けに行ったら高校生の女の子が一人で住んでいた。お母さんがパートで水道代を振り込んでくれたのででるようになったらしい」と話してくれました。まるで昨年観た「誰も知らない」のシーンのようです。でもこれが現実です。

名古屋ではこの5年間に水道の給水停止が1000件も増えています。以前にも給水停止にいく職員の話を聞いたことがあります。「赤ちゃんのミルクをわかすのでそれだけ待ってと言って財布の中から千円札をだしたら、残りは小銭しかなかった」「今日、子どものバイト代が入るので払おうと思っていたが、子どもが使ってしまったので足らなくなった。もう一日まってほしい」という話も聞きました。

中には893のように「払わない」って人もいますが、最近増えているのが生活困難です。生活保護の制度はいろいろ厳しくて受けにくいのが現状です。

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2005年9月 8日 (木)

台風災害救援を

04hukui 台風のつめあとがTVで報道されています。私も昨年、福井の災害ボランティアに名古屋から長靴とスコップ持参でいきました。また中越地震の時には翌日から支援隊を編成して送り出しました。

阪神大震災の経験から、日本では災害支援のボランティアはだいぶ根付いてきました。災害はそれぞれ事情が違いますので、現地からの情報を得て、要望に応えることが必要です。中越地震の時は初日はお年寄りでもそのまま食べられるバナナやミカンと冬でしたからカセットコンロのボンベ、カップうどんと水を持っていきました。

今回は水害ですので、水が引いたところから復旧作業が始まります。周りの道路が通じれば食料などは入りますから、一番必要なのは人手ではないでしょうか。床上浸水は畳の上にあるタンスや家具・電化製品などすべてだめになりますから、家族だけではとても運び出せません。

みんな初めてですので行政の対応はどうしても後手になります。中越地震では行政がボランティアは受け付けていないとしているところでも現地にいくと歓迎されました。その点、福井県は三国海岸のタンカー事故の経験があったのでボランティアセンターの運営はとてもスムーズでした。

それから今はとても暑いので注意が必要です。福井では34度あり、ボランティアセンターで塩と漬け物を支給していました。これから出かけるみなさんには気をつけてほしいと思います。

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2005年9月 7日 (水)

出会った人達と

仕事で、趣味で、ご近所で

すてきな活動をされている方に出会います。

もっと協力してあげたいなと思うこともよくありますが、あまりに多方面ですのでまとまったおつきあいができません。一度きりでしばらくあえない方、帰国してしまった留学生などもいます。

そんな出会いを紹介して、またこのブログを通じて出会えたらいいなと思います。

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