ラーメンがまずい
最近名古屋にもラーメン屋さんが増えた。金山駅周辺には、私が食べただけでもこの数年で10軒以上の店ができた。しかし、そのどこにも共通しているのはスープがおいしくないこと。味はいろいろあるのだが、スープを飲み干そうという気にはなれない。
そこのところを知り合いの中華料理「かみなりや」の大将に聞いてみた。大将曰く「だしの取り方が問題。毎日鶏ガラとか豚骨からだしを取らないで、できあいの汁をつかっているところがある」そうだ。じゃ、ちょっと高級なインスタントラーメンと変わらない。最近は生麺タイプもたくさんでている。
ところでこの大将ただ者ではない。中華料理なんとか組合の役員をやっていて、学校で授業も教えている。お店もTVや新聞にもちょくちょく紹介されている。店が万博にむかうリニモの始発藤が丘駅の近くにあり、今年は「万博ラーメン」をつくって話題になった。昨年は薬膳スープの「名東ラーメン」で朝日新聞に大きく紹介された。(写真は朝日新聞04年1月28日)
「スープが健康にいいから全部飲め」という。私はカゼで熱がでたり、おなかを壊したりすると薬膳のスープをつくってもらう。それに土鍋ででてくる「かみなりラーメン」が好きだ。
店は大将と修行の青年の二人でやっている。店中にかみなりオヤジの罵声が響くこともある。これが嫌で友人は「なんで金を払ってこんな怒鳴り声をきかないかんのだ」と言っていた。私はすっかり慣れてしまったので、青年に「がんばれよ」と声をかけてやる。
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