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2005年10月15日 (土)

受益者負担って

障害者福祉に「受益者負担」を持ち込む自立支援法案が参院で可決された。

障害者福祉はもともとハンディを負った仲間達を、まず健常者と同じスタートラインにたてるようにするものでしょ。どうしてこれが「受益」になるの。しかもこの理屈でいけば、障害の重い人ほど大きな利益を受けていることになります。ほんとは障害の重い人ほど社会の援助が必要なのに、これじゃ障害者福祉の意味がありません。

名古屋市でも施設の使用料に「受益者負担」の考え方を導入することが提案され、大問題になっています。4月の市長選挙では一言も言わなかったのに、選挙で勝ったら「いまのうち」と一斉に値上げ。会議室など50%も値上げ、高齢者原則無料から原則有料に。

名古屋市政は民主・自民・公明の大連立与党です。ところが、市民の猛反発で市役所前には連日抗議の座り込み。新聞に「腰砕け」とかかれた与党議員がこのまま通したらメンツがなくなると、採決日になってから修正案つくり。結局、昨日14日の委員会採決日は、朝の開会と同時に休会。傍聴者はただボーゼン。採決は夜の9時すぎという異常事態に。でも負担が一部減っただけで「受益者負担」の仕組みは導入。

実は名古屋市の「経営会議」の座長I氏は小泉首相の率いる「経済財政諮問会議」のH氏と同じ関西の大学で弟子のような人。だからやることは全く同じ。福祉行政に経営を持ち込み、福祉の意味がなくなってしまうのです。

一方、昨年のトヨタ市の税収は大企業からの税金が65億円も激減。トヨタグループが過去最高益をあげているのに。国からものすごい減税があったんでしょうね。こういうのを「受益者」って言うんじゃないでしょうか

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