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2005年11月22日 (火)

フランスの青年

昨日のクローズアップ現代(21日夜、NHK)はフランスの映画監督でした。

フランス社会の底辺にいる若者の姿をドキュメンタリー風に描いた作品を数多くだしています。今のフランス青年の暴動にもつながるものですが、私はいまの日本の青年の実情と重なり合うものを感じました。

働きたくても働くところがない。働くことの意味を実感したいけど現実には正社員になることすら難しい。25歳以下の青年は二人にひとりしか正社員に採用されない。

それを何もしなくても社員になれた大人たちから「選ばなければいくらでもある」なんて言われても説得力はない。

先日名古屋のハローワークが行った講座の感想では「労働基準法なんて全く守られてない」「時間外手当や深夜割り増しなんて全くなし」「一日4時間残業しても手当ては1時間」などという感想文がたくさんあった。

バイトや派遣には労働基準法すら守られていないことが少なくない。これを「青年は働く気がない」と片づけてしまう。

澱(おり)のようにたまった不満が最近の不思議な事件を引き起こしているのではないだろうか。

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2005年11月 8日 (火)

斉藤とも子さん

またまたすてきな女性にお会いしました。女優の斉藤とも子さん。

彼女は16才で女優デビューしたため高校を中退。子育てが一段落した30代に大検で東洋大学に社会人入学。その後大学院へ。そこでの研究テーマが胎内被爆の後遺症である原爆小頭症の子どもをかかえる「きのこ会」の活動です。

そのころ彼女は井上ひさしの「父とくらせば」の舞台を引き受けており、はじめて広島に言ったときに被爆者と出会ったのがきっかけだそうです。
今年本も出版しました。>本リスト

8月のNHKラジオで話を聞いていたのですが、すてきな生き方をしている女性だなと思っていたところ、先日名古屋で開かれたHIROSIMA60という企画に出演しました。そのときにお会いでき、本にサインもいただきました。

とてもきれいな方でした。(^^;

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2005年11月 1日 (火)

あいつぐ9条改訂論

選挙で大勝した自民党が「新憲法草案」を発表しました。この特徴は前文から第二次世界大戦への反省を削り、戦力不保持・交戦権不認の9条2項を削除してかわりに自衛軍を明記したことです。

これに続いて民主党も9条2項の改訂の案を提案しました。

これらの背景には15年間におよんだアジアへの侵略の事実を覆い隠し、「正しい戦争だった」とする「歴史修正主義」の台頭があります。昨日の組閣にもこの色合いが強くでています。

歴史の真実に目を背けてはならない。「戦争の世紀を超えて」(森達也・姜尚中)を読んで強くそう思いました。

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