« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »

2006年1月28日 (土)

BSE牛を「拒否できない日本」

輸入再開したばかりのアメリカ産牛肉に背骨がついていた事件にはたまげましたね。政府の調査団が「安全を確認」して、小泉首相が国会で大いばりで輸入再開を演説した直後ですから「想定外」だったでしょうね。。「想定外」どころか小泉首相もあまりのずさんさに開いた口がふさがらないでしょうね。その口に牛肉を詰めてあげたい!

日本の検査はたった0.5%。それでも背骨がみつかりました。まして生後20ヶ月以下かどうかはわからないのに、政府は日本での全量再検査はやらない。アメリカでは狂牛病の牛はその後発見されていない。ほとんどの牛は検査をしないため日本の百倍もの牛がいてもBSEの実態をつかめていない。悪そうな牛は処分し、その牛の肉骨粉を豚や鶏に食べさえることは禁止されていない。食物は連鎖し、人間の口にもはいっているでしょう。

逮捕されたホリエモンは「想定外」だったでしょうか。TVは毎日ホリエモン。おかげでヒューザーからお金をもらった国会議員の皆様は国民の目にさらされることもなく、お喜びのことでしょう。そういえば、以前も国会で重要法案が焦点になったときに、なぜか白装束集団がTVを占拠しましたね。白装束の人たちはずーっと前からやってたんですけどね、なぜかタイミング良くTVに紹介されました。ホリエモンの逮捕ももっと前から情報があったと言われていますが、警視庁もタイミングをみるのでしょうかね。

まあ、それにしても建築確認の規制緩和も、株の分割も、BSEもすべてアメリカの「要望書」で強く要求されたものばかり。どこまでアメリカ言いなりなんでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年1月20日 (金)

幸せってなんですか

今月18日(水)のNHK「課外授業 ようこそ先輩」には、ビデオジャーナリストの綿井健陽さんが出演しました。
「幸せを撮る」をテーマに、今の子ども達が、自分が実感できる幸せを探しに出かけます。番組の中では綿井さんが昨年出した「リトルバード」のビデオを子どもたちにみせ、戦争について考えてもらっていました。子どもたちが真剣に戦争のことを考え、「幸せってなんだろう」と考える姿は、とても素敵でした。

http://blog.so-net.ne.jp/watai

綿井さんには名古屋で開催したイラク報道のシンポの時にお世話になりました。また昨年は映画館でこのビデオも上演されました。その時のお話ではどこの放送局も「とってきたものをなかなか使ってくれない」といっていましたが、今回はリトルバードの中でも核心をつく場面が使われていたと思います。NHKの中にも良い番組をつくろうという人達がいることを感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月15日 (日)

メディアとファシズム

昨日「A」の映画監督、森達也さんの講演を聞きました。

「アジアの中の日本」というテーマで、映画やメディアのお話を聞きました。「20世紀以後侵略を目的とする戦争はない。すべて自衛のためと言われれてきた」「押しつけられた憲法というけど、今の憲法を決めるとき、吉田首相は『自衛のための戦争もしない』と応えている。その後に警察予備隊(自衛隊)を押しつけたのはアメリカなんですけどね」

私が特に共感したのは「ファシズムとメディア、民主主義」といお話。独裁というのは昔からあるけど、これは打ち倒せばよいから簡単だ。ファシズムというのは20世紀になって一定の民主主義がうまれて可能になった。いわば民意だということ。それを可能にしたのがメディアであること。特にTVは論理性より情緒が優先する」という指摘でした。なるほど、昨年の総選挙の結果もそうとれる。

夕方、私の参加するメディア関係の市民団体の新年会にも出席していただき、森さんの最近の活動もお聞きしました。「ある高貴なお方」のそっくりさんのお話もでてきました。ますます今後の活躍を期待しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年1月 8日 (日)

病院・保育園を守れ

「官から民へ」、「小さな政府」、政府は自分が無駄遣いでつくった借金を国民に押しつけることにやっきですが愛知ではこんなすてきなこともおきています。

一つは東三河にある新城市で。各地で公的病院の統廃合が問題になっていますが、地方では医師不足もその一因となっています。新城市民病院でも専門医が不足して閉鎖される病棟もでて、住民の間に不安がひろがりました。そこで看護師を中心とする新城市職員労働組合は住民と協力して病院を守ろうと一軒一軒に声をかけアンケートを配布。15%にあたる1170通がかえってきました。そこには市民病院を守ってほしいという切実な声がいっぱい。当初は政治的なものはだめ」と断られた新聞販売店も、この取り組みに理解・協力。アンケート結果は全世帯に新聞折り込みで届けられました。運動が広がるなかでで市長も「病院再建に本気でとりくむ」と表明しました。

保育園も民営化の動きが強まっています。昨年末、名古屋市は老朽化した則武保育園(中村区)を来年3月で廃園、跡地に民間保育園をたてることを発表。寝耳に水の発表に父母が猛反発。なんと3日間で5千筆をこえる署名を集め年末には中日新聞に大きな記事に。市は急きょ説明会を開催しましたが、翌日には事業者の募集を開始するという「決定済み」の態度を表明するだけ。住民無視の対応がますます怒りをよんでいます。それにしても3日間で5千筆はすごい。父母のパワーです。

名古屋市内の市民病院でも、尾張の尾陽病院でも住民運動がひろがっています。政府のいう「民」とは民間大企業・営利企業のこと。私たちは市民・住民の「民」の力でがんばりましょう。

今年もよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年12月 | トップページ | 2006年2月 »