坂口さん、突然のお別れ
南知多漁業青年グループの坂口久巳さん(58才)が事故で亡くなられました。
10日(日)に産地見学に来ていためいきん生協のこどもたちと海に連れて行っての事故でした。今日、島でお葬式があり、帰りにその海水浴場をみてきましたが、坂口さんが子どもの頃から庭のようにして過ごしてきたこんな所でどうして事故がおきたのか、わかりません。幸い、連れていた子どもさん達はみんな無事だったことだけは何よりでしたが。
坂口さんは海を漁民の手に取り戻す会の代表として、20代のころから今日まで漁業調停委員をつとめ、また伊勢湾の環境汚染問題で市民団体の代表をしてきました。めいきん生協の初期から産直を続け、漂白しないちりめんじゃこなどを届けてきました。職員も組合員も本当にたくさんの人が島を訪れ、船に乗り、海の事や漁業のことを教えてもらいました。私も何度か島でお世話になりました。
こんな若さで、彼の愛した海で逝ってしまうなんて、考えられないことですが、今はただご冥福を祈り、また海をきれいにするという坂口さんの願いを私たちが引き継いでいこうと思います。
2006年9月13日 日間賀島にて
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