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2006年10月28日 (土)

「いまここに在ることの恥」

今日はある法律事務所の企画で落語を聞きました。その中に二世議員のバカさかげんが披露されtていました。・・・なるほどと思ったのは自民党の中川昭一政調会長。

彼は正真正銘の東京生まれ東京育ち。新宿区落合第一小学校 卒業後麻布中学、麻布高校、東京大学と北海道のことなんか何にも知らないのに選挙区は北海道広尾郡。ここで「地元の皆様」とのたまうわけだから北海道が良くなるわけがない。そういえば「長州出身の首相」を自慢するバカもいたっけ。

中川氏と言えば暴言の数々。とても私たちと同じ時代を生きてきたとはおもえない。さぞかしボッチャマで育ってこられたことでしょう。

「核武装発言」や「周辺事態発言」に続いて「デモで騒音をまき散らす教員に児童・生徒の尊敬を受ける資格はない。免許はく奪だろう」(毎日)と暴言がつづく。「表現の自由」も「団結権も」「知らないよ」って感じ。

しかし、これに拍手をおくるのが自民党と民主党両方にまたがる「最大派閥」=松下政経塾出身者だからたまらない。

現在、同塾出身者の政治家衆議院議員28名、参議院議員2名、都議会議員15名、市区町村議会議員13名、知事2名、市長区長9名である。出身者に対する政治家の割合は、単一の組織としては世界一と言われている。(Wikipedia

このような時代をまともに報じないメディアを辺見庸は「いまここに在ることの恥」と痛烈に批判する。

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2006年10月21日 (土)

共謀罪が危ない!

私が一緒に活動している名古屋の市民団体から下記のような緊急声明が届きました。いま開かれている臨時国会で北朝鮮核実験をチャンスに共謀罪の強行成立を図る動きがあるとの情報によるものです。
海渡 雄一(弁 護士)「日弁連主催の共謀罪反対集会」10月18日からの情報によれば24日の法務委員会冒頭にもその危険があると言われています。
市民団体の「声明」を送ります。今後の動きに注視されたいと思います。
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共謀罪の強行採決に反対し、廃案を求める声明
 私たち名古屋を中心に東海地方のマスコミ・ジャーナリズム関連の民主的団体および労働組合で構成する「市民と言論実行委員会」は言論・報道の自由を守り、メディア規制に反対するシンポジウムをこれまで17回にわたって開催してきました。
 先の通常国会で審議された共謀罪(組織犯罪処罰法改正)の問題も取り上げて、弁護士やビラ配布活動で逮捕された市民運動家などを講師にシンポジウムを行った結果、共謀罪は、言論・表現の自由を著しく損なう恐れのある法律であるとの結論に達し、参加者一同これに反対することを決めました。
 法案は先の国会では継続審議となり、今臨時国会で審議されることになりましたが、臨時国会で審議が行われようとした矢先に、国際組織犯罪防止条約批准のため必要とされた共謀罪について、日本政府が条約の起草段階で、「共謀罪は日本の法体系にそぐわない」という意見を述べていたことがわかり、法案の根拠を失う事態に至りました。
しかし私たちが得た情報によれば、自民党と公明党は国際会議で表明した政府見解と法案の整合性などの審議が尽くされないまま、近く衆議院法務委員会で抜き打ち的に採決を行う恐れがあるということです。私たちはこのような暴挙を認めるわけにはいきません。むしろ共謀罪は廃案にすべきです。

2006年10月20日
市民と言論実行委員会構成団体である
日本ジャーナリスト会議・東海
名古屋マスコミ夜塾
マスコミと人権を考える東海の会
(連絡先 日本ジャーナリスト会議・東海
  ℡(052)803-2970)

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2006年10月18日 (水)

戦争の挑発やめよ

北朝鮮の核実験報道が続いています。独裁国家が人類を道連れに破滅への道へと向かっています。核兵器が抑止力であるという論理がいかにインチキなものか、またしても証明されてしまいました。

人類最後の兵器を絶対に使わせてはなりません。それを真っ先に言わなきゃいけないのは唯一の被爆国である日本の政府です。非核三原則(持たず、つくらず、持ち込ませず)の見直しを「討論する事はよい」などと暴言をはく自民党の中川政調会長。彼らの思惑は軍事的な緊張感をあおり、憲法改正へと結びつける事です。

「北朝鮮が攻めてきたらどうする」「ミサイルから日本を守るには」と米軍への協力をすすめる裏には国内の軍需産業の要求があることをメディアは報じません。サラ金金利の引き下げに与党がしつこく抵抗する裏には財務・金融関係の高級官僚が大量に天下りしている事も報じません。

私たちは大きな見出しや繰り返されるテレビ映像に振り回されるものですが、たまには違った視点からも見るようにしたいと思います。

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2006年10月 2日 (月)

生協の仲間

10年前に経営者の粉飾決算により倒産した釧路市民生協を支え、支援した仲間たちと久しぶりに再開しました。全国の生協のなかまの支援をうけ、S委員長、パート労組のO委員長などが頑張って職場の仲間を団結させ、今日の生協をつくってきました。

10年ぶりにお店を見せてもらいました。組合員がどっと押し寄せてくる、とても良いお店でした。釧路の地にいま、こうして立派な生協があり、組合員から支持をされているなんて、あの当時には夢にも想像できませんでした。

仲間達と会ってほんとうに涙がでるほどうれしかった。全国どこにいても「生協のなかま」です。

Image0026 昨日と今日は道東を一周してきました。当時生協労連でいっしょに活動したなかま達とのOB会です。朝釧路を出発、摩周湖は晴れ上がって、とてもきれいでした(写真)。網走刑務所の水路にまで鮭が遡上していました。ウトロに宿泊、翌朝の知床峠では羅臼岳もくっきり見え、羅臼からは国後島もうっすら観ることができました。

今回あえなかった仲間達ともまた2年後を楽しみにしています。

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