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2006年11月24日 (金)

外務省とたたかった男 天木直人

22日に私も実行委員の一人になっている「市民と言論シンポジウム」が開催されました。講演は元レバノン特命全権大使の天木直人さん。この方は3年半前、小泉首相のイラク戦争参加に反対して大使をクビになったという「偉大な」方です。その前には南アフリカのマンデラ大統領に武力闘争をやめるようにも言ったことがあります。彼はマンデラ氏との会談も含めて、世界の現状は武力による抗争が口で言うほどやめられるものではないことを良く知っています。彼自身も現役官僚の時には「武力による反撃もやむを得ない」と思っていたといいます。

その彼が、この3年間の間に、そして今憲法を変える動きが強まっているなかで「憲法九条は一字一句変えてはならない」と思うようになってきたと言います。アメリカや日本政府の思惑のなかでさまざまな事態があり「60年間、日本の憲法はもまれてきた。しかし、この60年間戦争をしなかったのは世界で日本だけだ。」「これを変えるのはこの60年の歴史をすべて変えてしまうことなんだ」と言っていました。中東の火薬庫と呼ばれるレバノンに駐在し、紛争を直に知っている天木さんの言葉は非常に重いと感じました。

また先日NHKで放映された湯川秀樹の平和問題にかけた一生についての話もされました。私もこれは録画してみました。私が大学の一年のときに豊田利幸先生が「パグヲッシュ会議」の話をされていたことをよく覚えています。湯川先生は「核抑止論」の誤りを徹底して批判し続けました。天木さんはこのことも引用して、武力による紛争解決には終わりがないことを強調しました。

例によって終了後は講師を囲んで居酒屋で懇親会。今回もまた新しい出会いがあり、遅くまで飲んでしまいました。(@@;

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