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2008年2月19日 (火)

自衛艦は誰を守るのか

Peace02 海上自衛隊のイージス艦「あたご」が千葉県の漁船「清徳丸」に衝突した。漁師の親子2人が未だに不明だ。自衛隊は大臣のクビをかけてでも命を救い出さなければならない。

「あたご」は最新のイージス艦で、ハワイまで行って新型のミサイル迎撃実験をやって帰還する最中だったという。ハワイと言えばえひめ丸事件がそうだ。またしても軍事のまえに人命が軽視されそうだ。

「あたご」はあの戦争ゲーム大好きな石破大臣が自慢する艦船である。それが、日本のすぐ近海で操業する漁船すら見落としてしまうなど、その存在意義を疑われるのは当然である。それとも、アメリカに飛ぶミサイルのほうが、日本国民の働く漁船よりよっぽど大事であったのか。

私は以前イージス艦に見学でのせてもらったことがある。そのときに私が「北朝鮮が攻めてくるか」と聞いた時に、自衛官は「船で来ることは絶対にない。装備が違いすぎる」と説明してくれた。戦車ではこれないから「やはり北朝鮮は攻めてこない」と改めて確信したのだが・・・・・・これじゃ、おんぼろの船で来て、魚雷でも撃ち込まれたらミサイルを迎撃する前に沈没しかねない。

整備すべきは装備ではなく、平和と人命をまもる意識ではないのか。

石破君、どうするんだい!

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