非正規雇用シンポ
岡崎で共産党の「非正規雇用シンポジウム」があり、私もパネリストの一人として参加しました。竜美丘会館の会場はいっぱいで、いすを運び込む盛況ぶりでした。(赤旗12/22)
パネリストはあかはた日曜版の岡さん、労働総研の大木先生、衆議院議員の佐々木憲昭さんと私、コーディネーターが八田ひろこさんでした。パネリストの報告の後、会場から次々と実態が報告されました。
トヨタでは12月末から1月にかけて休業をいれる予定で「有給休暇をとるように職制から声がかけられている」という話。工場ごとに違うようですが、「本人が合意すれば違法でない」との見解のようですが、あまりにセコイやりかたです。トヨタ車体ではクーリング問題で派遣社員を直接雇用にする約束だったが希望者の多くが断られ、そのうらに日研総業の契約期間変更が使われているようです。
トヨタの期間工からは「寮に一ヶ月いられるようになった」ことが喜ばれる一方、「友人の派遣社員が12月末で切られたが、契約書に『一切文句を言わない』と書いてある」と報告。刈谷市議からが派遣の夫婦が両方切られ、しかも奥さんが病気で生活保護しかないことや下請けで働くJMIUの組合員からは「仕事が3割減った。社長は『来年どうなるかわからん。年末に決断する』と言っている。下請けの実情に応じた融資を」。
他にもハローワークの職員からは「麻生は余分なこと言うな!」と今の職場がてんてこ舞いの状況を報告。住宅相談が愛知は1000件もあったが、補充されたのは各所に非常勤1名のみ。その彼女からも「私は3月まででクビ。私こそなんとかして欲しい」と非常勤が非正規の相談を受け付けている実態も。
愛労連の緊急対策にも役に立つ、緊急事態にふさわしいシンポジウムでした。
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