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2009年6月 8日 (月)

両方とも間違ってる

Photo 日曜日(7日)の中日新聞に「私が正しい!」と自民党の中谷元防衛庁長官、民主党の前原副代表が紙上で意見を交わしている。

防衛大卒の中谷氏は「(北朝鮮がミサイルを発射する前に)これをたたける能力を持つことは自衛の範囲だ」という。

松下政経塾出身の前原氏も「弾道弾を発射する基地を攻撃することは憲法の範囲内だ」と主張する。

二人とも「座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨ではない」という鳩山元首相の発言を引用している。

北朝鮮の核開発は断じて許すことはできない。しかし同時に北朝鮮は「自国の方から先制攻撃をすることはない」としている。また北朝鮮が先に日本を攻撃する理由は考えられない。以前海上自衛隊の方も、「船で攻めてくることはない。戦力が違いすぎる」と話していた。たとえやけくそで撃っても瞬時に世界からの制圧が行われることは想像に難くない。それだけのリスクを冒す理由も考えられない。

自民党と民主党の幹部がそろって、攻撃的な発言をすることはどういう意味があるのか。少なくとも国際的には全く日本の国益にはならない。私の考えでは一つには経済危機の進行に手が撃てず、国民の不満をそらす目的。もう一つは数兆円もかかるミサイル防衛システムにさらなる税金を使いたい防衛産業の意図がある。

自民、民主、「二人とも間違っている」というのが正しい

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コメント

この記事のひだり3面には北朝鮮の核開発とミサイル問題が載っていました。
国民の不安を必要以上にあおるのも問題です。
河村たかし市長は、以前の有事法制シンポで「北朝鮮が攻めてくる」から「有事法制は必要」「わしゃリアリズムだ」と言っていました。
でも自衛隊員が言うように、リアリズムで考えたら、北朝鮮が日本に攻撃する理由はないし、占領しようにも攻めてくるだけの船がありません。

投稿: くれちゃんマン | 2009年6月 9日 (火) 23時44分

 実体のない観念論が、まるで日本を代表する2つの意見であるかのごとく、大々的に報道する記者や新聞社にも大いに問題ありです!
 これらに対峙する9条を守る意見も同時に載せるべきですねぇ。

投稿: 阿部 一輝 | 2009年6月 9日 (火) 15時51分

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