« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月24日 (水)

ニューヨークタイムズに

Toyota Sees Growing Anger From Suppliers in Japan

「トヨタの下請けが怒っている」こんな記事がニューヨークタイムズ(2/24web版)に載っています。http://global.nytimes.com/

2月11日のトヨタ総行動から取材に来ていました。愛商連の会員さんが「トヨタからの仕事が全くこない」という発言や、期間工を雇い止めされた三浦さんのたたかいなどを紹介しています。

愛労連に取材に来たときに、ちょうど中小企業アンケートが返信されてきたときでしたので、この間の下請単価引き下げについて説明しました。

トヨタでは2000年以後、猛烈な下請単価の引き下げと非正規雇用の急増が行われました。トヨタの利益は2兆円にまで跳ね上がりましたが、同時期にリコールも激増しました。このことは2006年7月の週刊東洋経済も警告しています。NYtimesは今、地元でも大きな変化が起きていると伝えています。

But that is changing, too. Saichi Kurematsu, chairman of the Airoren, a federation of labor unions in Aichi prefecture, said that complaints once limited to the far left are entering the mainstream. He said attendance at his federation’s rallies against Toyota has jumped sevenfold since 2003, the local media now write about his activities and even small company owners, once antiunion, welcome his criticisms of Toyota.

“There has been a dramatic change in how people view Toyota,” Mr. Kurematsu said.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月20日 (土)

「マルクスは生きている」と「武士道」

Bushido

知り合いから紹介されて新渡戸稲造の「武士道」(PHP文庫)を読みました。

本は文字通り日本の精神風土と大いに関係ある「サムライ」について語ったものである。グローバル化が進む中でPHPが2005年に「日本人のアイデンティティ」を問う形で再刊したものだが、原作は明治32年(1899年)にアメリカで、英語で出版されている。和訳は明治41年に出版されている。

この本の第一章「武士道とはなにか」という最初のところに次のような記述がある。

(ぺりーによる開国から)十年以上たって、わが国の封建制が末期の苦しみにあえいでいたころ、カール・マルクスは『資本論』を書き、封建制の社会的政治的制度を研究することの特殊な利点を指摘していた。そして当時、封建制の活きた形は日本においてのみ見られると述べて、読者の注意を呼び起こした。

新渡戸稲造については旧五千円札でしか知らなかったが、この時代にあって封建制時代の研究をしていたことがわかる。不破さんが時代区分の話をしているが、新渡戸の本を概略すれば封建時代とは職業的武人階級が台頭し、その後行政組織として確立している。

武士道については、その後の戦争などで利用された面もあるが、封建時代とはどういう時代かを考える点では「マルクスは生きている」と合わせて読むとおもしろい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月17日 (水)

松河戸産廃の許可取り消し

Sanpai

名古屋市守山区・北区と隣接する春日井市松河戸に建設中の産業廃棄物処理施設に対し、愛知県は許可取り消しを決定した。

名古屋に多いパチンコ台の処理を目的とする松河戸の産廃施設は住宅地に近く、当初から地域で反対運動が起こされてきた。私も運動に参加し、裁判にも協力してきた。順子さんもダイオキシン問題の学習会に協力してきた。

新聞に詳しい経過があるが試験をするたびに失敗を繰り返し、それでも県は許可を取り消さなかった。四度目の検査ではついに検査結果を発表できないところまで追い込まれてきたが、ついに取り消さざるを得なくなった。

県がここまで抵抗した背景には名成産業に動かされた有力な国会議員や県会議員からの圧力があったと言われている。

裁判では負けたが、それでも取り消しにまで追い込んだ住民の力、正義の力はすごい。大島さん、山本さん、岩中さん、みなさん。祝勝会やりましょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月13日 (土)

名古屋市議会改革私案

河村市長は自分に反対する議会を弱めようと議員定数半減などの「改革案」を出しています。これまでのオール与党で政務調査費の領収書も出さず、でたらめな費用弁償を受け取っていた(共産党以外)ことに対する不満を逆用して「市民」の声のようにみせかけていますが、これは市長の独裁化をねらったもので、憲法に定める地方自治にも反します。

これに対して、妥協的な議論もあるようですが、私は市民の立場からもっと積極的な改革を打ち出すべきだと思います。

(1)市議会の二つの役割

 地方自治は首長と議会を対等とする「二元代表制」をとっています。迅速な「構造改革」を主張されるU氏などは「一元制」を提言しているそうですが私は議会には重要な二つの役割があると思います。

①多様な民意を反映する議会制民主主義。

今日、市民の意識は非常に多様化しており、単純に二者択一できるものではない。

あるテーマについて一定の結論を選択する首長を選ぶ直接民主主義と、いろんなテーマについてそれぞれの見解で選ばれた議員による間接民主主義は共に重要である。

②市長とその下での行政をチェックする監視機能

市長は自治体行政のトップであり、一般市民には手に入らない情報と権限を独占的に持つことができる。市長へのチェック機能こそが議会の重要な役割である。議員には市長や役人にだまされないような専門性が求められる。

(2)具体的な提案

①議員報酬を減額して、その財源で法定数(88人)いっぱいまで定数を増やす。

 議員報酬は民意を反映する市民の代表としてふさわしい金額とする。ボランティアや名誉職でやれる人は限られてしまい、民主主義に反するものである。

また議員には行政のチェック機関として専門性とそのための努力がもとめられる。この責務もふくめ、幹部職員や監査委員と同程度の位置づけが必要である。中小企業の課長程度であっても、働き盛りで退職し議員に立候補できるよう、議員を辞めた場合の補償も含めた報酬が必要である。

定数を増やしてその分を減額しても、この程度の補償は可能である。

②政務調査費を半減して、その財源で区単位に地域住民の意見を集約したり、聞く場を儲ける。

 具体的には区単位での住民アンケートとタウンミーティングを開催し、区内選出の市会議員の出席を義務づける。区役所の設置など住民の生活に近い場での行政運営には法的根拠がある。

住民の生活エリアにより近い区単位での意見集約には意義がある。

残りの政務調査費については1円以上すべての領収書を公開することは当然である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月12日 (金)

トヨタは利益より安全を優先せよ

Chu0212

11日、トヨタ総行動が開催されました。

今年のトヨタ総行動はリコール騒動のなかで開催され、マスコミの関心もここに集中しました。中日新聞は「利益より安全 愛労連など訴え」「毎日新聞は「安全な体質を 1000人がデモ」と報道し、CBC、東海テレビも取材にきました。

中日は私のあいさつから「トヨタの利益は労働者の賃下げと、下請単価の引き下げから生まれている。一方で、リコールが増えた。コストの三割カットは許すことはできない」、毎日は「今回の大規模なリコール騒動の最大の原因は利益第一主義にある」「内部留保を社会に還元し、賃金と雇用の安定をはかるべきだ」という部分を紹介している。

月曜日にはニューヨークタイムスが取材にくる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月 9日 (火)

金持ち減税がくっきり

名古屋ではトヨタの役員に市民税だけでも2150万円も減税をすることになりました。この上、市長に逆らう市会議員はやめさせようと河村市長は議員定数半減を打ち出しています。

金持ち減税の実態マザマザ

日本では金持ち減税が続いています。Saibunnpai2_2 

年次経済財政報告(2009年7月、内閣府)では

①公的移転(※社会保障など)による再分配効果については我が国はOECDの中では小さいグループに入る。

②税による再分配効果の大きさを見ると、我が国はOECDの中で最も小さいとされています。金持ち減税が続く限り、財政難、社会保障切り捨てが続きます。

このため、格差が大きいままにされ、財政難を招き、社会保障費を圧迫しています。

このうえ、市民税でも金持ち減税を行うなんて全くひどい話です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月 7日 (日)

ブルーシート

Blue_sheet

今日の中日新聞読書欄に浅尾大輔さんの「ブルーシート」(朝日新聞出版社)が紹介されていた。浅尾さんは愛知県の出身で「家畜の朝」で第35回新潮新人賞を受賞青年作家だ。現在は雑誌「ロスジェネ」の編集長をしている。「ロスジェネ」は編集者に雨宮処凛さんなどが参加する、フリーターやワーキングプアの問題などを主題とする若者むけの論壇誌だ。

浅尾さんは数年前まで、国公労連の専従書記として、霞ヶ関で働く非常勤職員の労働問題を担当してきた。非正規労働者の組織化問題などで私も何度か一緒になることがあった。その後も派遣など青年の貧困問題を取り組んでいる。今回の作品は派遣労働者を描いている。

ますますの活躍を期待したい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年2月 1日 (月)

絶好のタイミング

Dsc_0007_2

昨年フィリピンに行った時の写真を整理していたら、左のすてきな写真がでてきました。マニラ湾のハシグ河口にあるサンチャゴ要塞に行ったときのものです。スペイン占領下でつくられたこの要塞は第二次世界大戦での日本軍の占領、その後の米軍統治など戦争の爪痕を今日まで残しています。戦車が突撃して破壊した門は、今は修繕されています。

パソコンの壁紙を貼り替えようとフォルダを開いたのですが、お二人のカメラでたくさんの写真をとってもらったのでとてもたくさんある中でこの写真を選びました。フォルダでは小さなカットですが、トンネルの向こうに何か映っています。壁紙に大きく貼ってみると・・・画像をクリック。

これはKさんのカメラですが、もう一人のNさんの写真もみると同じ景色が撮ってありました。しかし、そこに映っていたのが二人の男性でした。偶然のなせるワザか、狙ったものか。Kさんはどの写真か覚えていなかったようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »