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2010年4月27日 (火)

河村市長の金持「減税日本」

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河村市長が河村党をぶち上げた。いつのまにか名古屋を飛び越して「日本」となっているが、日本中が減税したら企業を名古屋に呼び込むという「住んでちょー作戦はどうなるのだろう。正確には新党「減税名古屋」、それも「金持減税名古屋」というのではないでしょうか。

 元河村サポーターズの後名大教授が、「政治家に必要な資質」である「経営者としての能力と関心は極端に低い」。「経営者としての資質と関心がこれほど乏しい人が、市長をやってよいのかという根本的な疑問」(中日4/26)とこき下ろしている。

 その「疑問の一方で、次の市長選では、それでも勝ってしまうのだろうというのが困ったところである」と、自ら担ぎ上げた責任にはほおかむりしている。

ところで、この後氏は「市政に責任を持つ覚悟のある二大政党が、選択肢を出して競うシステムを目指すしかない」という。

今、国民のなかには「民主にがっかり、自民にこりごり」という声が急速に広がっている。「同じような体質を持った二大政党がたった場合、国民には政治不信がひろがる」ことを指摘する方もいる。今どき二大政党を持ち出す後氏は何を考えているのか。

また、地方自治体で小選挙区制をとっているところはほとんどない。ここでは議員定数を半分にして小選挙区に近づけようとしている河村市長と同じ主張だ。やはり相通じるものがあった。それは民主主義の否定だ。

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2010年4月21日 (水)

河村市長のいいかげんなさを順子さんが一喝

午前中、財務局交渉のあと、時間があったので名古屋市議会を傍聴しました。順子さんが市長の提案に反対討論を行いました。河村市長のウソつき発言についての「注意」討論の時にはやじっていた、サポーターズも静かに聞く、説得力ある内容でしたので全文紹介します。

日本共産党名古屋市議団を代表して、議員報酬を半減する条例について反対討論を行います。

反対理由の第一は、市長による議員報酬半減のおしつけは、憲法が定める二元代表制を否定するからです。わが党は、庶民と比べて高額な報酬は引き下げるべきと考えます。しかし、市長が議会に押し付けるものではありません。わが党は、市長の押し付けでもなく議会のお手盛りでもなく、市民参加の第3者機関を議会に設置し、報酬引き下げを検討すべきと提案しています。市民の意見を十分反映し議会が主体的にとりくむという提案こそ、もっとも民主的であり、憲法の原則を踏まえたものです。

第二は、報酬額は、客観的なデータをもとに、さまざまな角度から検討すべきであると考えるからです。市長の報酬半減案は、納得できる根拠が示されませんでした。市長は市民と同じ給料でよいと800万円を言われますが、何を持って市民と同じというかは、データの取り方によって大きな開きがあるものです。

先日の新聞の世論調査でも、報酬引き下げが必要という方は9割を超えていましたが、その額については、「半分でよい」が3割、「半分は極端だ」「1000万1200万、1400万」などと市民の意見はいろいろです。報酬額をいくらにするかは、市民感情もふまえながら、客観的に検討すべきであり、根拠無く半減というのは乱暴すぎます。

第三は、市長は自らの半減の提案を正当化するために、自分の都合のよい情報しか示さず、時には誤った情報すら市民に発信しているからです。外国事例について、フランスでは国会議員と市会議員の兼職が認められているにも関わらず、市会議員の報酬額だけを提供するのは不十分です。また、情報誌リビングでの市長インタビュー記事には、まちがった議員報酬額や市会議員には支給されていない退職金があたかも支給されているかのような記述があり、市民に大きな誤解を与え続けています。このような情報発信は「世論操作をしているのではないか」といわれてもしかたがないのではないでしょうか。

市長には、行政の最高責任者として、市民に正確かつ分かりやすい情報提供をされるように、強く要望します。 

わが党は、費用弁償の廃止、政務調査費の全面公開など、この間の議会改革のとりくみの成果の上に、さらに議員報酬の引き下げについても、議会の合意となるよう努力する決意です。

市長もいたずらに議会と市民の対立をあおるのではなく、議会の自主的なとりくみを冷静に見守ることこそ、市民のための改革実現にもとめられている態度ではないかということを申しあげて、討論を終わります。

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2010年4月16日 (金)

リビングの「録音は消去」!

河村市長のウソ発言問題について、市長は「録音データはすでに消去されれている」と説明しました。

『リビング』紙問題で河村市長が陳謝と訂正
「議員報酬2700万円、4220万円の退職金」発言は誤り
4月15日の名古屋市会議会運営委員会で、河村たかし市長は無料新聞『リビング』紙4月10日付での「議員報酬2700万円、退職金4220万円」発言の誤りを陳謝し、同紙4月24日付で訂正記事を掲載すると発言しました。市長は、「市長給与のつもりで話したが、市の確認漏れだ。録音データはすでに消去されている」と述べました。
江上博之議員は、「議会は19日からだ。リビング紙に19日以前に訂正の頒布を求めるべき」と、発言。他会派からも引き続き真相究明や本会議での陳謝を求める意見が出されました。(日本共産党名古屋市議団市政情報314)

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発行日からわずか数日で録音が消去されているというのは極めて不自然です。無料誌とはいえ、これだけの発行部数を持っているリビング紙です。この記事に関わらず損害賠償に備えて録音を残しておくのは取材の常識です。日常的に録音を消しているのか、この記事だけなのかどうなのでしょう。

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2010年4月11日 (日)

河村市長のごまかしと居直り

名古屋市のパブリックヒヤリングに言ってきました。

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最初に当たったので金持ち減税を批判しました。河村市長は「市民税を一律にしたのは国」「税金は一律でないといかん」とまったく違う話をします。減税には所得もできるし、定額減税だってあります。

市長は「金持ちを誘致する」と言っており、最初から大企業と金持ちの減税が目的です。

また「平均7千円というがそこには法人も入っている」と指摘されると国による子供手当を持ち出して「負担は減ってるから良く計算して」と話をすり替え。

リビングの「市議の退職金は4000万円」については「あれは印刷ミス」と完全に居直りました。

でたらめ、すり替え、居直りです

私が発言したところがNHKで何度も放映されました。

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2010年4月 9日 (金)

河村市長 「仁義なきたたかい」をやめよ

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菅原文太まで引っ張り出してきて「市長対市議会」の対立構図を演出している河村市長だが

今度は「議員は給料が良すぎる」として「わしは800万円にしたけれど

議員は2700万。しかも4年ごとに4220万円の退職金がもらえる!

と、全くのウソを名古屋中に配布した。

市会議員の報酬は1510万円であり、4年ごとの退職金など1円もない。

いま議論されるべきは議員はどういう仕事をしているか、費用はどう使われているかを明らかにすることである。

でなければ議員定数も費用も何が適切か議論も判断もできない。

ウソの情報で、市民の不満をあおるやり方は「ポピュリズム」の常套手段である。

河村市長は市政パブリックヒアリングで弁明を求められる。

4月11日(日)午前10時~12時(受付9時30分開始)

名古屋市教育館講堂 先着200名(市内在住、在勤、在学)

意見は「市民の声」へ

shimin-no-koe@shiminkeizai.city.nagoya.lg.jp

また「90%のミセスが河村市長の政策に賛同している」と

市長の言い分だけを前面に掲載したリビング紙の責任も免れない。

名古屋市中区新栄一丁目615

Tel. 052-269-9511 FAX. 052-269-9522

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2010年4月 7日 (水)

河村市長の行革とは

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「仁義なきたたかい」などパフォーマンスで市民をだまくらかす河村市長ですが、そのかげで「行革」が狙い通りに進んでいます。議員報酬を半減したり職員の賃下げをしても恒久減税の財源にはとうてい足りません。

公明党の加藤議員が「保健所や環境、土木事務所などを集約し、ほかにも事業仕分けの導入や、地下鉄駅務の民間委託など」490億円カットの「行革私案」を提案すると「願ってもない提案。ぜったいやらないかんので、やらせてもらいますわ」と受け入れた。(中日3/5)

移動図書館など反対運動がおきたものは議会で修正されたが、

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すでに名古屋市はこの線で民営化、民間委託を次々と進めている。オール与党の行革路線は変わっていない。河村〝めくらまし〟の本当の罪はここにある。

4月から中区ではゴミ収集の民営化が始まり、官製ワーキングプアが生まれている。(投稿は中日4/6)

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2010年4月 3日 (土)

北朝鮮が攻めてくる!??

今日、栄で「憲法と平和を守る愛知の会」で宣伝を行いました。チラシを配っていると子ども連れの男性が「共産党に文句がある。」といってかみついてきま普天間基地撤去のチラシのことだと言います。おもしろかったのでそのやりとりを。

「お前らは日本が戦争に負けたのに植民地にならなかったのは誰のおかげだと思ってるんだ」「アメリカが日本を守ったからだぞ」

・・・「世界中で植民地はなくなってますけど」

「日本が攻めてこられたら誰が守るんだ」

・・・「どこが攻めてくるんですか?」

「ソ連がテポドンとか持ってるだろ」

・・・「ソ連は持ってませんけど」

「北朝鮮が攻めてくるだろ」

・・・「攻めてこれませんって。戦車や不審船じゃ攻めてこれないし」

「ミサイルを撃ってくる」

・・・「グーグルみたら自動車だって見えます。ミサイル運んでる車だって見えますよ。」

「何で攻めてこないって言えるんだ」

・・・「北朝鮮は日本から攻撃されない限り、先制攻撃はしないって言ってる。それに攻撃されなていないのに先に攻撃するのは国際法違反になるから、攻撃したら孤立する」

「イランとか」

・・・「イランは日本まで攻めてきません」

こちらから「じゃあなぜ、北朝鮮が日本に攻めてくるんですか?理由は?」と聞くと「拉致問題」と言います。「えー、拉致されたのは日本の方でしょ」

ついに、子どもに手を引かれて帰っていきました。しかしこんなところにも河村市長が言う「北朝鮮が攻めてくる」という話を本気にする人がいることがわかります。恐ろしいことです。

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