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2015年7月28日 (火)

奨学金が返せないその背景に目をむけて

大学生の奨学金問題が社会問題になっていますが、愛知県では高校の奨学金返還の滞納が急増しています。

貸し出し人数は2010年度3,280人が2014年3,303とあまり変わらないのに滞納が7,696件から58,381件と激増しています。未収入人数は1,002人から3,116人へと三倍です。

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愛知県はこのうち、連絡しても全く返済できない理由を示さない人に対して訴訟を起こすことにしました。少し前には埼玉で給食代を払わない家庭の子どもに対して給食を停止するという市があり、停止すると言ったらすべて払ったというニュースもありました。水道局の職場ではライフラインである水道を止めるということもおきています。

これを「払えるじゃないか」と言うのは全く間違いだと思います。全てではないにしても子どもに給食費を持たせられない家庭の多くはぎりぎりの生活をしていると思われます。家賃や電気代はもちろん、子どもの服も教材もできるだけ恥ずかしくないものにしたいのは当然です。奨学金や給食代を払わなくてはと思っても、最低必要なものを払っていくと、順番として最後の方になってしまうことが考えられます。

奨学金、給食代、水道代、税金、国保料・・・それぞれの部署では「契約したものは払うのが当然」として請求することは必要ですが、問題はその家庭が全体としてどういう状況になっているか、想像できるかが重要だと思います。

給食は学校教育の一環です。高校までの教育はもはや標準になっています。貧困の連鎖を打ち切るためにも就学援助の拡大、給食の無償化や給付制奨学金が必要です。

先日は愛知県に対して共産党県議団が給付制奨学金の申し入れを行っています。

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