« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »

2017年12月31日 (日)

新たな挑戦の年に

20171230_18_19_23新年明けましておめでとうございます。
今年は2月で62歳。いよいよ年金を受給できる年になりました。
愛労連の議長も2年延長し、世代交代が求められています。
次の時代にむけて私も新しいことに挑戦したいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月29日 (金)

マスコミは専門家の声をのせませんが、こういう建築家がいます。

基本設計と実施設計と確認申請(もしくは計画通知)の説明を国交省告示15号に従い、おこないます。
名古屋市の幹部が「木造天守に身障者エレベータがいるかどうか。」なんて会議をしていますが、観光で儲ける木造6階建て展望台には県条例に従いエレベータが要ります。幹部がいくら集まっても県条例を守らなくてよいとはなりません。
なくす手続きとしては、名古屋市建築審査会、愛知県の協議会とありますが、そのためには、名古屋市の建築指導課、県の建築指導課が審査会・協議会に先行します。名古屋市の幹部は要りません。
どうにも、名古屋市は設計行為を知らないようです。そこで、設計行為のおさらいをします。
天守木造化にあたって名古屋市と竹中工務店は、来年2月末に基本設計を終了する契約を結び、基本設計に基づき確定した工事金(算出は概算)と実施設計のあらたな契約(材木の発注は6月)の前に、議会承認がいる(3月~5月)との基本協定を今年5月に結びました。
竹中工務店にとっても、どんな形で実現できるかどうか、国を相手に打ち合わせをやってみないとわからない工事ですので、基本設計終了時点で、あらためて法に沿って打ち合わせた結果の姿と、その金額の確認を名古屋市とするのが、リスク回避になります。
●基本設計とは、
法律的にすべてを満たしていないといけません。名古屋市から「法同等の安全を確保=日本建築センターの評定」「消防法の緩和手続き」「文化庁復元委員会への応答」を求められていました。
建築士法では、第十八条 (設計及び工事監理)
1:建築士は、設計を行う場合においては、設計に係る建築物が法令又は条例の定める建築物に関する基準に適合するようにしなければならない。
2 :建築士は、設計を行う場合においては、設計の委託者に対し、設計の内容に関して適切な説明を行うように努めなければならない。
とあり、施主への説明責任がありますが、それは基本設計で行います。
●実施設計とは、施工者が作るための図面を作成する行為です。素人の施主には必要がないですが、見積金額を精査し、入札にて施工者を決めるに必要です。
●確認申請(計画通知)図とは、建築図・設備図は基本設計図であり、構造図は実施設計図になります。構造計算は実施設計に含まれますが、構造計算がなくては確認申請はできませんので、実施設計図もどきとなります。
構造部材は算出されていますが、建築・設備の数量は概数となります。しかし、今回の竹中工務店は入札相手もいないので、概数で名古屋市は他の案件から推定評価をする予定でした。
工程表であるように、2月末までに基本設計終了なら、それまでに、日本建築センターの評定を取得し、総務省からの消火設備の緩和許可をもらい、名古屋市建築審査会の同意を取る必要があります。
文化庁への協議が、12月と3月の二回で基本設計終了で良いとして、引き続き10月まで続けるというのは、その協議の大枠、基本設計部分だけは2回で了解が取れ、施工に関わる細かいおさまりのことは、10月でよいとしたのでした。柱と梁の納まりなどは、本丸御殿の時は施工中でも施工図にもとづき、文化庁と協議をしていました。
この基本的な知識無くして、議員は2月議会に臨めないので、これから勉強してください。

25995047_1180172452118872_250690061

26000951_1180172305452220_723082932

26001068_1180172375452213_108134647

26166057_1180173118785472_176855009

26001068_1180172375452213_1081346_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

26047259_1561966270547890_837494695

今年1年間、中日新聞名古屋市政の河村市長忖度ぶりを総集編のような記事です。問題点を一切報道せず、無理難題を押しつけられる職員はたまったもんではありません。新聞は市民に対する説明責任があると思います
これで消防法、建築基準法さらには文化庁の許可がでないまま来年2月にどんな基本設計が出るのでしょうか。オンブズマンの議事録を見るととてもできるとは思えません。

名古屋城木造化 名古屋市は市民に秘密で竹中工務店と価格交渉

名古屋市民オンブズマンは、17/12/20に開催された、「名古屋城天守閣整備事業にかかる技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)の実施に伴う意見聴取会(第6回)の配付資料と議論の内容がわかるもの」を情報公開請求しましたが、名古屋市は全面非公開にしました。
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/171227.pdf

理由は以下です。

 当会議は、「国土交通省直轄工事における技術提案・交渉方式の運用ガイドライン」に基づいて優先交渉権者との価格交渉を行いその結果等について学識者から意見を聴取するものです。
 現時点で公表できない情報を含んでおり、公にすることにより、事業の性質上、事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるため非公開とします。
 ※請求に係る行政文書は、当該事業の契約締結後には公表予定です。

資料が一切公開されないため、どのような契約をだれと締結するつもりなのか、金額がいくらをいくらにするつもりなのかもさっぱりわかりません。

想像でしかありませんが、17/5/9に名古屋市が竹中工務店と結んだ「基本協定書」「基本設計その他業務委託契約書」どおりに進んでいないからではないでしょうか。

・名古屋城天守閣整備事業に関する基本協定書
 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170509-1.pdf
・名古屋城天守閣整備事業基本設計その他業務委託 契約書
 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170509-2.pdf
 
石垣部会は、天守閣部会座長の瀬口哲夫氏の「石垣部会は安全性を考えていない」発言に抗議して石垣調査がストップしています。
しかし、それだけでなく、名古屋市がエレベーター設置しない方針を示し、また現天守閣の下のケーソン調査を行っていないため、18/2/28までの基本設計終了が見込めなくなっています。
18年10月までに文化庁復元検討委員会からの了承を得られなくなったことがあり、2022年12月までの木造天守閣竣工は事実上不可能になりました。

バリアフリーについては、バリアフリー法だけでなく、愛知県の「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」でエレベーター、スロープ等の設置義務があります。
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/jutakukeikaku/0000043092.html
上記は建築基準法3条の適用除外ができないと当方は理解しています。

名古屋市は17/12/28に市幹部らがエレベーター設置するかのプロジェクトチームを立ち上げたとのことですが、名古屋市の住宅都市局建築指導部建築指導課、愛知県の建設部建築局建築指導課、建設部建築局住宅計画課に問い合わせるのが先ではないでしょうか。

また、名古屋市が文化庁に提出した「石垣調査」は、あくまで石垣保全のための調査であり、17/5/12には検討していた現天守閣の下にあるケーソンの調査は、17/10/13時点では含まれておりません。
・17/5/12  特別史跡名古屋城跡全体整備検討会議 石垣部会(第21回)配付資料
 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/170512.pdf
・17/10/13 名古屋城全体整備検討会議(第24回)配付資料
 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/171013-2.pdf
d0011701_22133884.jpg

これでは、現在のケーソンの寿命がわからず、木造天守閣を上に載せて大丈夫かどうかが判明しません。
基本設計が完了せず、木造天守閣計画が事実上ストップしています。

木造天守閣を作るのであれば、本来筋は以下です。
1)名古屋城跡保存活用計画(案)パブコメで木造化と明記   (2018/1-2予定)       
2)名古屋城跡保存活用計画を市が確定 文化庁の許可を受ける (2018/3以降予定)
3)ケーソン調査のための文化庁の許可を受ける        (未定)
4)ケーソン調査                      (未定)
5)エレベーター設置について方針を定める          (2018/3予定)
6)日本建築センターの評定                 (未定)
7)総務省から消防設備の緩和許可を得る           (未定)
8)名古屋市建築審査会の同意(建築基準法3条 適用除外)  (未定)
9)文化庁復元検討委員会の同意               (未定)
10)基本設計完成                     (2018/2末 完成予定)
11)実施設計                       (2018/4以降予定)

上記にもかかわらず、名古屋市は18/5/7から名古屋城の現天守閣を入場禁止(閉鎖)すると正式に発表しました。
http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/17_topics/291212/index.html

現状では天守閣閉鎖を伴う石垣調査は18/5/7から始まりません。
調査もせずに入場禁止にした場合、来場者が減る責任はどう取るのでしょうか。
少なくとも、2018年2月議会では、実施設計予算を市は提出することはできませんし、仮に提出しても市議会は承認してはいけません。

--------
そんな矛盾だらけの名古屋城木造化について、名古屋市は市民向け説明会を18/1/16以降行うとのこと。
是非ご参加下さい。

-----
名古屋城天守閣木造復元「市民向け説明会」・「シンポジウム」
http://www.city.nagoya.jp/kankobunkakoryu/page/0000100606.html
名古屋市及び株式会社竹中工務店からの説明
質疑応答

平成30年1月16日(火)午後6時30分~午後8時00分 西文化小劇場
平成30年1月18日(木)午後6時30分~午後8時00分 港文化小劇場
平成30年1月19日(金)午後6時30分~午後8時00分 北文化小劇場
平成30年1月23日(火)午後6時30分~午後8時00分 名東文化小劇場
平成30年1月24日(水)午後6時30分~午後8時00分 南文化小劇場

----
「シンポジウム」の開催 ※市長出席
天守閣をテーマとした講演会
名古屋市及び株式会社竹中工務店からの説明
質疑応答
市長からの総括

平成30年1月28日(日曜日)午前10時00分~午後0時30分 鯱城ホール
----------
名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm
-----------
2017/12/28 12:47 日本経済新聞
木造天守のバリアフリー化で初会合 名古屋市
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25196370Y7A221C1CN0000/

17/12/28 13:34 中京テレビ
名古屋城天守閣エレベーター設置で初の会議(愛知県)
http://www.news24.jp/nnn/news86237512.html

続きを読む ""

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月24日 (日)

コンクリートは40年しか持たない??

河村市長が「市長命令」でごり押しする名古屋城天守木造化が混迷を深めています。もともと耐震化と文化財である石垣の補修が決められていたのに、それを強引に変更しようとしたことが原因です。
今は石垣部会と天守閣部会の対立に加え、エレベーターが問題になっていますがこれは障がい者だけでなく、お年寄りやベビーカーの方も必要です。市長は18日の記者会見で何の根拠もなく「ホームエレベーターは危険」とか「四、五年で最新技術ができる」と発言。マスコミもあきれて報道すらしません。
「ホームエレベーターは実は大変危険ですからね」(2017/12/18)

40年しかもたない」のウソ
ハートビル法以外にも、消防法、建築基準法でも「寸分違わぬ木造」では観光客が中にはいれません。
そもそも市長や議会が鵜呑みにしている市民アンケートにウソがあります。名古屋市は「耐震改修ても40年しかもたない」と言って市民と議会を騙しました。その調査票です。皆さんよく見てください。今では長寿命化により100年を超える鉄筋コンクリート建築がいくらでもあります。
25591685_1971578479833094_330916735
 。2020年までに建て替えるというアンケートの前提がすでに崩れています。 オレオレ詐欺のようなやり方は断じて容認できません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年11月 | トップページ | 2018年1月 »