2014年7月22日 (火)

残業代ゼロ法を許すな!

残業代ゼロ法を許さない。反貧困ネットワークあいちが学習会を開催します。
8月1日(金)18:30~
愛知県司法書士会館(金山駅南口徒歩5分)
講師 和田肇(名古屋大学教授)
資料代300円
Gakusyu140801

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2011年11月 2日 (水)

三菱電機の派遣切りを断罪・・名古屋地裁

Mitsunisi1102

2008年の12月リーマンショックを口実にした三菱電機の派遣切りに対し、名古屋地裁は三菱電機が「偽装請負」を続けていたことを認めたうえで、契約期間中に派遣切りを行ったことに「著しく信義にもとる行為が認められる」と会社の不法行為責任を認めました。

派遣切り 三菱電機に賠償命令

3年前、三菱電機の名古屋製作所で派遣従業員として働いていた男女3人が、雇用契約を一方的に打ち切られたのは不当だと訴えた裁判が2日名古屋地方裁判所で開かれました。
判決で名古屋地方裁判所の田近年則裁判長は「三菱電機は、リーマンショック後の年の瀬という、求職活動や住居探しに困難を伴う時期に、突然、派遣打ち切りを決定し、ただでさえ、不安定な地位の派遣労働者の生活を脅かした」と指摘しました。
そのうえで「雇用主ではないものの、生産の都合のみを考え、派遣労働者への配慮を全くしなかったのは、身勝手も甚だしい」として、三菱電機に慰謝料などあわせて、143万円の支払いを命じました。
判決について原告の弁護士は「同様の裁判は全国で50件以上あるが、派遣先の責任を認めた例は少なく、意義のある判断だ」と話していました。
一方、三菱電機は「主張が認められず残念で、判決の詳細を検討して対応したい」としています。

NHK名古屋 11月02日 19時19分

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2009年12月23日 (水)

三菱電機派遣切り裁判支援

091223 三菱電機名古屋工場で派遣切りされた青年が裁判でたたかっている。三菱電機は派遣法で決められた3年間の受け入れ期間をはるかに超えて5年も使っていながら、直接雇い入れの申し入れを行わず、違法な派遣受け入れを続けてきた。ベテランとなった青年達は資格試験を受けさせ、後輩の指導も担当してきた。

この間、三菱電機は大きな利益を上げてきたが、青年達に与えられたのはわずかな賃金と「派遣切り」だった。派遣会社だけを派遣法違反で処分して、実際に労働者を使った企業の方が処分されないのでは不正のやり得だ。

今日はときおり小雨の降る寒い日だったが青年達と支える会、約20人が栄えで宣伝を行った。支える会のメンバーはサンタ姿で親子づれの買い物客にチラシを配布。「青年の使い捨てをやめさせましょう」と訴えた。

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2009年7月12日 (日)

派遣切りと共産党

090712 今日のあかはた新聞、最後の面をみてびっくり。

青年ユニオンで直接雇用を勝ち取った成瀬君が写真入りで大きく出ているではありませんか。

成瀬君は今年3月末に派遣切りにあいましたが、二重派遣を労働局に告発。この運動もあって7月から派遣先への直接雇用を勝ち取りました。

成瀬君はインターネットで「派遣切りと頑張ってたたかっているのは共産党」とわかり、しんぶん赤旗を購読。自分が派遣切りにあった時も共産党に相談し、労働組合(ユニオン)を紹介されたといいます。

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2009年3月23日 (月)

駆け込み相談に128人

Photo 21,22日の反貧困・駆け込み相談会(愛知派遣村)が東岡崎で行われました。私も会場設営担当として準備から3日間とも参加しました。(ブログ愛労連参照http://rodo110.cocolog-nifty.com/aichi/

岡崎の鈴木議員、あったか岡崎の中根さん、新婦人、年金者組合などが炊き出しに、会場設営に奮闘いただきました。また西三河各市の議員もたくさん協力いただきました。ボランティアの参加は二日間でのべ185名でした。はじめて生活保護のつきそいを経験されたみなさん、本当にごくろうさまでした。

今日の生活保護同行支援にも鈴木さんのほか、中根さん、知立の中島議員が参加いただきました。ありがとうございます。

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2009年3月 7日 (土)

愛知でも“派遣村”

「愛知派遣村実行委員会」はトヨタの派遣切りが続く西三河で「反貧困・駆け込み相談」を開催します。

3月21日(土)~22日(日) 名鉄東岡崎駅・岡ビル3F

実行委員会には弁護士、司法書士、生活保護の支援を行っている市民団体など雇用・生活保護・医療・住宅・多重債務の相談員が多数参加します。

日本で一番派遣切りの多い愛知県ではこれまで名古屋市の中村区役所に県内はおろか東海各県から派遣切りにあった労働者が殺到しています。愛知県は各市町村でも住宅のない人の生活保護を受け付けることにしていますが、実際にはまだこれからというところです。県は4月に総合労働相談窓口を東岡崎に開設することにしています。今回の駆け込み相談はこの窓口が実際に各市町村の生活保護窓口にもうまくつながるようにとするものです。

実際には保護費の範囲内で入居できるアパートを確保したり、保護と同時に入居の契約ができるようにする必要があります。アパートへの送迎や、翌日以降各市町村での生活保護の申請を支援するボランティアが求められます。20日にはボランティアや相談員の研修も予定されています。

愛労連も労働相談で参加します。あったか岡崎市政の中根さんも実行委員として参加しています。医療関係者などにも参加を呼びかけています。こういうものは経験してみないとわかりません。ボランティアや相談員として参加いただける方はぜひ連絡ください。

メール kurematsu@airoren.gr.jp

 

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2009年2月25日 (水)

青年が労働局に申告

Su090224 派遣切りが相次ぐなか、愛知の青年が「派遣切りは不当であり企業に直接雇用を申し出るよう指導せよ」と労働局に申告を行いました。

これは先の国会で舛添厚労相が日本共産党志位委員長の質問に

「同一業務の職場に3年以上派遣社員を受け入れている場合には直接雇用の申し入れ義務がある」

と答弁したことを受けておこなったものです。

これまでは個人が3年間継続して同じ仕事に派遣されていた場合と解釈されていました。答弁では「個人」ではなく企業として同一業務に3年間派遣を受け入れていた場合が該当することになるとわかりました。この観点での申告はこの申告が全国で初めてです。

申告は3人が受理され、もう一人も再度資料を準備しています。申告には八田ひろこさんが同席しました。

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2009年1月21日 (水)

中村区役所で

派遣切りで住むところがない人たちの最後の窓口が中村区役所です。ここには名古屋市内はもちろん、愛知県内、岐阜・三重県からも派遣切りで住むところを奪われた人たちが相談に集まってきます。

年明けに名古屋市が年末年始の簡易宿泊所を閉鎖したため、住むところを失った人たちが区役所にあふれました。さらに派遣切りが増えるなか、名古屋市は派遣会社の寮を緊急宿泊施設として確保しましたが、さらに希望者は増えるばかり。ついに名古屋市長も国に支援を要請しましたが、それも不発。

夜10時過ぎまで労働者が中村区役所にあふれる事態で、ついに名古屋市は15日「面接時の聞き取り等により、施設入所等による生活状況の把握の必要性がなく、直ちに居宅生活が可能と判断できる場合には、敷金等を設定し、居宅において生活保護を行うこととする」ことにしました(越冬実行委員会への回答より)。

派遣切りのように仕事はできるが金も住居もない人は、これで生活保護をうけてアパートを探すことができるようになりました。

笹島診療所のHさんから「ボランティが不足している」というメールがきましたので、今朝、区役所にいくと8時半には30人ほどの方が保護の相談にきていました。福祉事務所も各区から応援体制をくみ、相談をうけており、見たところスムーズに受け付けていました。ボランティアが5~6人、聞き取りをおこなっており、難しい場合には申請に同行していました。

私が話を聞いた青年は3人でアパートを探していました。豊橋のパナソニックで派遣切りにあったと言っていました。名古屋市が募集している臨時職員に応募が少ないことについて聞くと「2ヶ月ですぐに切られる。そこがいや。俺たち派遣切りだからああいう思いをしたくない」と言っていました。

また、すぐ横で相談を受けていた方も「豊橋市役所で『もっと大きな市に行って』と言われて名古屋にきたそうです。住居のない人の生活保護は東海地方では名古屋しかやっていません。保護の窓口はいま、全力で相談を受けています。

しかし昨日、トヨタはさらに3000人の期間工を7月までに雇い止めにすると報じられたようです。「元からたたなきゃ」切りがありません。大企業に金も出させるべきです。

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2009年1月17日 (土)

トヨタがさらに減産

名古屋市で生活保護の窓口があふれるなか、トヨタがさらなる減産を発表しました。2-4月は国内生産を半分にするといいます。3000人まで減らすとされた期間工がさらにどうなるのか。世論の批判で全トヨタ労連は希望する期間工の雇用継続を求めることを表明しましたが、形だけに終わらせないことが必要です。

トヨタだけが儲けを独り占めしてきたため、半分まで減産されたら中小下請けには雇用を維持するだけの体力は残っていません。雇用の8割をしめる中小企業への支援対策が急務です。「おかしん総研」の調査ではトヨタからさらに単価の引き下げを言われることが心配だという企業が増えています。絶対に許せません。

これまでの運動で名古屋市は住居のない人たちへの生活保護申請を速やかに受理するように事実上の方針変更しました。大もうけしてきたトヨタが利益確保に走り、後始末を税金でみる、こんな仕組みを転換させることが必要です。

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週間金曜日に続き、今度は週間プレイボーイにも登場してしまいました(*^-^)

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2009年1月13日 (火)

11日の朝日に共産党紹介記事

1月11日の朝日新聞をみて驚いたのは私だけではないと思います。

特集「働けど貧困」派遣切り、限界集落…そこに「共産党」―ルポにっぽん

http://www.asahi.com/special/08016/TKY200901100213.html

次の日の女性協新春のつどいでも、翌日もあちこちで日曜日の朝日新聞が話題になっていた。なにしろ二大政党を推進してきたと思われる朝日新聞が1面と2面の半分近くを使って共産党の紹介をしている。赤旗ではときどきみるがまさか朝日新聞がと思う記事でした。

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●悲鳴拾えぬ二大政党

 「共産党をよく思っていなかった人も、『助けてくれるのはもうここしかない』と勇気を振り絞って接触してくるようになった」。ある地区委員会の幹部は言う。

 自民党に電話したら「一般市民の相談には応じない」と言われたという失業中の40代の女性。派遣切りで役所に相談に行ったら「そういうことなら共産党に」と勧められたという32歳の男性。「退職を強要されたが、役所も労組も閉まっていて、土日も相談に乗ってくれるのは共産党だけだった」という25歳の男性……。まるで現代の「駆け込み寺」だ。

 小選挙区制導入後、自民、民主の二大政党制が進んだ。しかし、「働く貧困層」のような新たな課題、地域固有の切実な問題に、政治はこたえきれていない。生活がそれなりに回っている時、不当に扱われて不満があっても、多くの人は抗議の声をあげなかった。だが、がけっぷちに立たされ、声を上げるしかない状況に追い込まれた時の足がかりとして、全国に約2万2千の支部を置く共産党やNPOのドアがノックされている。

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今日も東郷町の共産党議員から派遣切りの相談がありました。この記事のとおり「共産党に相談するしかない」と言われてきたそうです。期待に応えて頑張るときです。

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