2015年5月30日 (土)

<拡散希望>6.14福島の今

11071671_806825622728629_4668423151政府は福島の帰宅困難地域の解除を広げていますが、帰宅者は増えていません。
放射能が心配で家族での帰宅は心配だったり、帰っても仕事や生活での不安もあり、「帰れない」方が大半です。津波や地震の被害にあった方もあるし、直接的な被害はなくても4年間の避難生活で直ちに住むことのできない家もたくさんあります。

自主避難への補償打ち切りも

政府は帰宅困難地域の解除で「自主避難」となる家庭への補償を打ち切ろうとしています。帰宅の強制です。

また一本の線で、補償を受けられる世帯と受けられない世帯の問題、避難者の多い地域では住居費の値上がりなど元々の住民への影響もでています。

すっかり減ったマスコミ報道

福島原発の内部のことしか報道されなくなってくる中で、福島の住民への関心が薄れてきていあす。各地での脱原発の運動はそれぞれで続いてはいますが、現にまだ放射能への不安が続く福島の問題、放射能が流れ出ている事態の報道がへるなか、政府は再稼働に前のめりとなっています。

福島の今 講演とトークライブ

6月14日(日)13時半~
名古屋市鯱城ホール(「伏見」駅南へ徒歩5分)

講演 丹波史紀(福島大学准教授)

トーク おしどりマコ&ケン

福島の今をしってもらう集会を名古屋で開催します。ぜひ多くのみなさんに参加をお願いします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年9月 9日 (月)

<延長>被災者の声を聞いて支援法の早期実施を

Chu130904「放射能は完全にブロックされている」と平気でいう安倍首相。
いっぽうで「原発事故子ども・被災者支援法」が成立から1年たっても放置されている。政府はあわててアリバイ作りのパブコメを募集した。募集期間は9月13日までのわずか2週間しかない。(23日まで延長されました!)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=295130830&Mode=0

これには全く期待できないと全国の支援団体が支援法の早期実施と賠償の時効問題の解決を目指して署名を開始しました。名古屋では災害支援の活動を継続しているNPOレスキューストックヤードの栗田さんが呼びかけ人になっている。(中日9/4)
愛労連や母親大会の分科会で署名に協力をお願いしている。ぜひ多くの方に署名に協力いただきたい。

署名用紙は下記から。

「kodomosien.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年2月13日 (水)

食べて応援はダメ??

「食べて応援は、断じて無い!
福島はもう、住んではいけない
被災地のものを食べるということは、
生産者に、被爆地に住んで下さい、と言ってるのと同じ」

という書き込みネットで見ましたの。同じフレーズを複数みたので、誰かのコピーだと思います。

「福島は・・・」と言うのはアバウトすぎて推進派に足元をすくわれかねません。
福島県と同じようなセシウム降下量は千葉県にまでひろがっており、逆に宮城、岩手の大半は関東より少なくなっています。県外もふくめ、それぞれの情報と事情で判断されている方を苦しめることになりかねません。

「被災地のもの・・・」「被爆地」という場合も、原発周辺はともかく、それ以外を「福島」と一区切りにするのは誤解を生むと思います。食べ物は検査データをもとに地域、種類を定めて、消費者にわかるようにしていくことが大切だと思います。
数値を理解することは難しいかもしれませんが、ネット情報をコピーされる方は元ネタを表示することをおすすめします。

放射能汚染地図0810a

http://blog-imgs-51-origin.fc2.com/k/i/p/kipuka/0810A.jpg

また実際に福島県で生活されている方の食事調査(検出限界1ベクレル/㎏)では1ベクレルを超えた方セシウムが検出されたのは100家庭中2家庭で最高は1.9ベクレルでした。「住んではいけない」という場合、とくに小さなお子さんをお持ちの方はそれぞれの地域のデータを参考にされると良いと思います。
http://www.fukushima.coop/kagezen/2012.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月12日 (月)

フクシマを忘れない 3.11さようなら原発in愛知 に5000人

311

大震災の追悼一色の報道となるなか、震災もフクシマも忘れないと「3.11さようなら原発 in愛知 明日につなげる大集会」が開催され5000人が参加しました。

20m×30mのビッグフラッグをCBC、東海TVが上空から撮影。私たちのメッセージを伝えてくれました。(下は東海TVのhp)

脱原発を訴え集会大きな寄せ書きも 03/11(日) 18:23更新
名古屋・栄の久屋大通公園に広がった大きな寄せ書き。「さようなら原発3.11つなげよう未来」というメッセージが書かれている。これは、脱原発を訴える市民グループらが作り福島第一原発事故の悲劇を二度と繰り返してはならないと訴えた。また地震が発生した午後2時46分には黙とうをして犠牲者へ哀悼の意を捧げると共に被災地の復興を祈った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年2月20日 (月)

3月11日はみんなが参加しやすい企画に

Flyer2

3月11日は日本中で東日本大震災への支援行事やさようなら原発の取り組みが行われます。名古屋で開催される「3.11明日につなげる大集会」も若者を中心にみんなが参加しやすい集会になるよう準備が進められています。

ステージではこんな素敵な歌も歌われます。

宇宙船地球号

作詞・ 作曲  /  ケンスケ

どんなに小さな生命だとしても 

どんなに目立たない人でも

ど派手な人生をおくっている人だって

みんな同じ心を持っている

あの人は光る星のような存在だとしても

実際会ってみると案外 

普通の人だったりするから

ちょっとだけ安心したよ

生きてるものみんなに愛をあげよう

恋人へは花束に心を込めて

列になってないでみんなで和を描こう

誰もが向き合っていられる そんな和を描こう

※手話もあります。

http://www.youtube.com/watch?v=9WyDrSlsMxI&feature=youtube_gdata_player

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年2月 2日 (木)

3.11明日につなげる大集会に参加しましょう<拡散希望>

東日本大震災から一年となる3月11日には愛知でも大きな集会が開催されます。名古屋では若いみなさんが呼びかけ人となって「さようなら原発in愛知 明日につなげる大集会」が開催されます。

俳優の山本太郎さんが参加を呼びかけています。http://311aichi.net/?p=7

1109192

実行委員会では5000人の参加者で成功させる〝ビッグフラッグ〟、震災支援活動の交流・展示、フェアトレード商品のフリーマーケットなどの他、パレードも着ぐるみや仮装など楽しい雰囲気で市民にアピールしようと話し合われています。

八郎君からも「参加します。今回は歩きますよ」と連絡がありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月10日 (月)

家族のきずなーーマルモのおきて

「震災で家族が別々に暮らすようになった人は46%と半数近くに上った。放射能汚染への不安から妻子らがより遠方に避難している例が目立ち、原子力災害に伴う特徴が浮かび上がった。」

原発避難住民「戻りたい」4割に減る 家族別居は半数に(朝日10/9)http://www.asahi.com/national/update/1008/TKY201110080557.html

先日の原発学習会では離婚や家族のトラブルが増えていると報告があった。夫婦で子どもの避難について意見が違ったり経済的な困難がある。またお祖母さんのつくった野菜を子どもにたべさせるかどうかお嫁さんと対立することも。夫婦や親子が離ればなれになることですれ違いも大きくなる。

0063_2

そんなことを織り込んでか昨晩の「マルモのおきてsp」では離れた家族が一緒に暮らせるようにカッパにお願いする子どものストーリーでした。福島の現実と重ねるとつらいものがあります。除染をすすめて一日も早く家族が一緒に暮らせるように、政府は財政負担をはっきりさせるべきです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年9月30日 (金)

被災地の期待伝えぬ朝日

Asa110930東日本大震災の被災地では多くの病院が被災した。もともと東北地方は公的病院の統廃合がひどく、残ったわずかな病院が被災した。仮設の診療所はできたが入院ができない。命は助かったが、入院できる病院がないため治る病気も治らない事態が相次いでいる。

昨日の予算委員会で共産党の市田書記局長がこの問題を取り上げたが圧巻だった。http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

現地の医療関係者の生の声を取り上げるなかで小宮山厚労省が押し込まれる場面が次々と続いた。入院ができるようにすることや、公的病院など「政策的」医療機関以外にも助成を行うことなどを確約した。最後に開業医が自費で診療所を再建したものについても「遡って助成する」と答弁。市田さんが「たいへんいい答弁だ」と再確認を求めたものにも大臣は確約した。これは地域の医療関係者と被災者にとってたいへんな朗報だ。

ところが質問時間終了後に厚労省官僚につつかれて大臣が発言を訂正。石井委員長が厚労省と市田さんで話し合うよう求める発言をしたが、今度は自民党など野党理事が詰め寄った。市田さんは、「委員会への答弁は確認した。これ以上答弁はいりません」と質問を終了。さっさと席をたった。

ところが・・・今朝の朝日を見ると共産党の質問だけが外されている。「さすが朝日」とあきれるやら怒れるやら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月18日 (木)

塩竃市に再度訪問

JALの撤退した名古屋空港にFDAの花巻便が毎日運行されることになったキャンペーンを利用して夏休みは東北に行くことにしました。三陸まで行きたかったのですが、電車の開通状況がつかめず遠野までしか行けませんでしたが、宮城では3月に灯油を届けた塩竃市に行きました。当時は全く動いていなかった仙石線も松島町まではほぼ通常運行していました。そこから先は石巻までバスで代行しています。

JR塩竃駅から本塩釜にかけてはきれいになっていますが、塩釜港の奥に当たる本塩釜駅の周辺はところどころに大きな爪痕が見られます。このあたりを歩きました。当時の様子→http://www.city.shiogama.miyagi.jp/html/emergency/bousai/bousaikunren/map/shiogamamap-ekimae.html

Homecenter_2駅の北側のビルは津波の浸水に加えて地震による被害も大きく、建物全体が立ち入りできなくなっていました。駅南側のホームセンターは閉店したままです。

駅から海岸方面にいくと津波で被災した建物がまだ残っていました。海水に浸かった跡がはっきり見えます。

Tunami塩釜港はフェリーの運航が再開し、乗客も多数見えました。しかし、ここから先は地盤沈下で満潮時には海水が流れ込んできます。訪問したときは排水路から海水が逆流し肥料工場が海水に浸かっていました。

続きを読む "塩竃市に再度訪問"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月17日 (日)

福島で除染活動

Jyosen福島県の小学校の除染活動に行ってきました。

現地は福島原発から50キロ以上離れた伊達市保原町の富成小学校。先週から伊達市の除染プロジェクトが始まり、NPO放射線安全フォーラムがよびかけ、コープふくしまがボランティアを募集しています。Nonaka1

線量計をもってあちこち調べると地表で5キロcpmくらいのところがたくさんあります。雨樋の下や溝などでは20キロから30キロcpmのところもあります。除染活動では強い線量のところだけでなく、地面の表土を削り、グランドののり面の芝は手作業で削ります。アスファルトも表面を削り、ひび割れたところは中を削って、修復します。補修したところの空中線量は1マイクロシーベルト程度になっていました。猛暑のなか100人ほどのボランティアが参加しました。東京や神奈川からのボランティアもいます。

「子ども達を避難させるべきだ」だという意見もありますが、避難できない人たちも少なくありません。校長先生は「子ども達が逃げてしまったら、この町は年寄りだけになってしまい、地域に人が住めなくなってしまう」と除染活動が必要だと言っていました。

コープふくしまではNPOの田中俊一先生(元原子力学会会長)による組合員学習会を行い、実際に除染をしてみて線量が大幅に減ることを実感してもらっています。「恐い分だけ正しく恐がる」ことが必要だと言います。(→がんばっぺニュース)

野中さんは「一部には線量の高いところもあるが、溝の中や雨樋の中に住んでいるわけではない。子ども達が住めるようにしていくことが必要」といいます。(※18日の赤旗新聞に大きく出ていました。菅野議員にもお会いしました)

| | コメント (0) | トラックバック (0)