2017年11月30日 (木)

部活や成績で選考?!名古屋市の奨学金

名古屋市が新設した高校生への給付制奨学金。とても良い制度だと歓迎されていましたが、ここにも「成績評価」さらには「部活」評価までいれて競争させる仕組みになっています。
対象者約2000人のうち支給人数が1000人と約半数に限られているために各学校で順位をつけなければなしません。
生活が苦しくてアルバイトをせざるを得ない高校生に部活まで評価の対象にするなんて。河村市長のやることは許せん!!

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現場の先生からはこんな声が
「1年生の9~10月の段階では推薦項目を選ぶのが難しい」
「順位付けは結局は成績順になってしまう」
「(支給額を少なくしてでも対象者)全員に支給するようにしてほしい」

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2014年3月28日 (金)

名古屋市が就学援助基準引き下げ

201404__12今年4月からの名古屋市の就学援助の所得基準が引き下げられていることがわかりました。これは昨年8月からの生活保護費大幅引き下げをそのまま反映したもの。一見すると年収で5千円程度の引き下げなのでたいしたことはないように見えますが、これは4月からの消費税アップ分が入っているからです。本来であれば消費税分が増額されるところ、消費税を上回る引き下げが行われました。

厚労省は昨年、「生活扶助基準の見直しに伴う他の制度への影響については、それぞれの制度の趣旨や目的、実態を十分考慮しながら、できる限り対応することを基本的考え方とする。(就学援助、保育料の免除、・・・」(「対応方針」)としていました。この方針を無視して、保護基準引き下げをそのまま影響させています。

「愛知連絡会」を結成

愛知では先週、生活保護引き下げ反対愛知連絡会が結成されました。6月には裁判も始まる予定です。また国は水際作戦の強化や扶養義務強化をねらう省令を作成しようとしており、愛労連はこれに反対するパブリックコメントを提出しました。

「2014327.doc」をダウンロード

Hata140327

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