名古屋の小中学校に警察官OBを配置
昨日、名古屋市内の小中学校に警察官OBが配置された。その名も「スクールポリス」。市内11カ所に勤務して各ブロック内の「校内外の『見守り』や警察署との連携にあたる」(中日4/2)という。
聞くところによると河村市長が2月になって急に言いだしたらしい。市長は2月17日の定例記者会見で
「去年の夏、ロサンゼルスに行ってきまして、そこでどう言っていたかといいますと、日本のスクールカウンセラーとアメリカのスクールカウンセラーは名前はスクールカウンセラーだけど中身は全然違うんですわ、これ。びっくりしました。」
と言っているので、アメリカやイギリス、カナダで、学校に警察官が常駐し、いじめなどの問題に積極的に介入していく「School ResourceOfficer」をまねしたものだと思われる。
とあり、資格要件には「元警察官の方、本市の教育活動に理解があり、児童生徒、保護者及び学区地域の課題解決に取り組む姿勢のある方」とされている。
教育の場でこれがいいのか?
どうも目立ちやがり屋河村市長の思いつきのようで、教育の現場で十分な議論がされたとは思われない。まもなく子ども達が学校にくるわけだが、先生達はどう対応するのだろ。
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