2018年11月23日 (金)

くれちゃんマン再び

2019年2月に行われる愛知県知事選挙に革新県政の会から候補者として立候補することを表明しました。名古屋市長選挙から14年ぶりです。
この間に子どもの貧困が若者、中年、そして下流老人へとひろがりました。困っている人をみんなで助け合える社会にしたいと思います。よろしくお願いします。

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2018年2月23日 (金)

防火対策はどうするのか・・天守木造化

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名古屋城天守のエレベーターも問題になったが、防火対策はさらに重要
韓国の地下鉄火災。なるほど要難燃性とはこういうことか。新幹線では燃えない材質のものになっている。3000人もの観光客が入る天守は燃えにくいものにしなければならない。
河村市長は「史実に忠実」「寸分違わぬ木造化」と35億円(計95億円)もの材木製材を購入すると言っているが火災対策はどうする?2月末までの基本設計に「適用除外」について国との調整はどこまで盛り込まれるのか。
市議会で質問してほしい
***
(予算案に対するパブコメ)
史実に寸分たがわぬ木造建築は違法である。木造 4 階以上に多くの人を入場させるために、消防・避難などに配慮すると、寸分たがわぬものを造ることはできない。現行の木造復元案は、エレベーター・階段室・防火壁などがある現代ハイテク建築物で、そのことを市民はほとんど知らな
い。
エレベーターも避難階段もない建物に年間 300 万人もの観光客が入るのか、入ったとして安全性が保障されるのかもわからず、入場者数の根拠もない。このようなものの実施設計に 10 億円の予算をつぎ込むことは認められない。

(市の考え方)
天守閣木造復元につきましては、建築基準法第3条第1項に該当する建築物として整備することを考えております。その場合は、建築基準法及びその関係規定の適用が除外されますが、史実に忠実な木造復元を目指すと共に、ご来場の皆様の安全を確保するため、現行の耐震基準と同等以上の耐震性の確保や、防火設備の設置、避難経路を検討し整備を行ってまいります。

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2018年1月16日 (火)

名古屋市が説明会

「寸分違わぬ木造化」Photo


耐震工事をしても「40年しかもたない」というウソを書いて集めたアンケートで「市民の60%が木造化を支持している」という河村市長。
竹中工務店のエレベーター、耐震壁・構造壁・床を備えた案が「ハイテク木造」と指摘されたことに慌てたのか年末にきゅうきょ「エレベーターはつけん!」と言い出しました。
しかし、すでに1月には市民説明会とパブコメ募集が始まり、予算では2月末には基本設計を完成させることになっています。
特別史跡名古屋城跡保存活用計画(案)について

 

パブコメを出しましょう
河村市長は寸分違わぬ「木造化」と言っていますが、現代建築には様々な法律で規制があります。400年前の木造で果たして観光客が安全に入れるのでしょうか。(p209)

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また、1日数千人の観光客が予想される中、このような方法でバリアフリー法を満たすことができるのでしょうか?

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耐震工事を行えば、最上階までエレベーターをつけられますし、工期もぐっと短くなります。(p206)
なにより、戦後の名古屋市民が寄付金を呼びかけて「二度と戦争の惨禍にあわせない」平和のシンボルとしての名古屋城天守を残すことができます。

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特別史跡として本質的価値を有する石垣の健全状況を維持することも可能です。
(p202)
河村市長の殿様趣味で戦後市民の復興遺産である名古屋城天守を取り壊してはなりません。

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2017年12月24日 (日)

コンクリートは40年しか持たない??

河村市長が「市長命令」でごり押しする名古屋城天守木造化が混迷を深めています。もともと耐震化と文化財である石垣の補修が決められていたのに、それを強引に変更しようとしたことが原因です。
今は石垣部会と天守閣部会の対立に加え、エレベーターが問題になっていますがこれは障がい者だけでなく、お年寄りやベビーカーの方も必要です。市長は18日の記者会見で何の根拠もなく「ホームエレベーターは危険」とか「四、五年で最新技術ができる」と発言。マスコミもあきれて報道すらしません。
「ホームエレベーターは実は大変危険ですからね」(2017/12/18)

40年しかもたない」のウソ
ハートビル法以外にも、消防法、建築基準法でも「寸分違わぬ木造」では観光客が中にはいれません。
そもそも市長や議会が鵜呑みにしている市民アンケートにウソがあります。名古屋市は「耐震改修ても40年しかもたない」と言って市民と議会を騙しました。その調査票です。皆さんよく見てください。今では長寿命化により100年を超える鉄筋コンクリート建築がいくらでもあります。
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 。2020年までに建て替えるというアンケートの前提がすでに崩れています。 オレオレ詐欺のようなやり方は断じて容認できません。

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2017年9月 4日 (月)

壊すな!名古屋城天守 名古屋城シンポ

壊すな!名古屋城天守 名古屋城を「戦後復興のシンボル」に。名古屋城シンポが23日開催され、建築関係者を含む市民70名が参加し、専門家の説明を聞きました。
「天守閣への思い 名古屋城天守閣建替えに反対します」上映
 空襲で焼失した名古屋城を再建するために不足する資金2億円を市民が寄付で集めました。外観は焼失前とそっくり、当時の最新技術を導入して二度と燃えない鉄筋コンクリートで再建し、内部には焼失前がわかる展示と市内を一望できる展望室が設けられました。
専門家の報告 
一級建築士の高橋さんは①国宝名古屋城の伝統木造復元、②観光で儲けるハイテク木造、③現天守の耐震改修・博物館刷新の3案を示し河村市長の「寸分違わぬ国宝名古屋城」は建築基準法により観光客が入れないことを説明。建築基準法の「適用除外」を受けるにしても燃える6階建てに観光客を入れるためには焼失前の天守にはなかった耐震・耐火の壁と床を張り巡らし、火災時にフラッシュバックするまでに500人もの観光客が逃げられる避難路やEVの設置が必要なことを説明。
石垣部会の赤羽さんは名古屋城石垣の歴史的価値を説明したのち、現在の石垣の危機的状況とその保存、修復にむけてどのような検討がされているか説明。そのうえで「歴史の証拠としての本質的価値の保全が最優先であり、天守台石垣の保存と、堀・土塁・石垣の復元を優先すべきと訴えました。
会場からも活発な質疑
一ヶ月もないお知らせ期間でしたが、会場には70名の市民が参加。記者も5人が取材にきました。
参加者のなかには建築関係者も多く、「現天守も構造計算は当時の最新知識で作られたもの」「木造は接合点構造となり、木造のほうが強いというのは本当か」「ハイテク木造は外材をたくさん使用することになる」などの意見が相次ぎ、「これで文化庁が国宝名古屋城の復元と認めるか」と指摘されました。
初めての市民シンポ
シンポに先立ち24日名古屋市議会で「名古屋城の石垣及び天守の保存を求める請願」の審査が行われました。しかし、議会は「すでに議論済み」と賛成多数で審議を打ち切りました。
しかし会場からは「タウンミーティングでは聞けなかったこと、初めて聞くことばかり」「市民の寄付で再建されたことも知らなかった」「EVがはずかしいなどというのは小学生並みの発想」などの声が相次ぎました。
市のアンケートでは「寸分たがわぬ国宝名古屋城」とされており、詳しい説明は全くされていません。新聞でも報道されないため、参加した市民は「初めてのこと」ばかりです。このシンポは市民に実態を知らせていくスタートとなりました。

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