監督官もつらいよ
パロマ問題に明け暮れた先週でした。(「パロマ110」参照)
週末に労働基準監督官をされている方のお話を聞く機会がありました。公務員の不祥事だとか、監督署の所長がトヨタ系の企業からゴルフ割引券をもらったとか、どうしようもない人ばかりがマスコミの話題にあがるなかですが、こんなに一生懸命やっている人がいるんだと思いました。
愛知では、いま偽装派遣が横行しています。トヨタ企業の集中する西三河では求人の半分が派遣か請負。その7割近くに違反があるとか。そんななかで令状をもって「臨検」にいくのが監督官のしごと。
あるところでは、いきなり鍵を閉められ、それでもぶち破ろうとしたら、中でゴルフのクラブを振り回している。こんなところにも一人で行かなければならないという経験もしたそうです。
彼の個人的分類(経営者)
何を言ってもだめな経営者。最初から法律を守るつもりも知識もない。>偽装派遣・請負に多いのは悪質ブローカー
返事は良いが、言った事を何もしない会社。急成長した会社に多い。>そりゃパロマだよとW先生
大企業病にかかったところ。サービス残業がなくならない。>代表格がT自動車関係とかT電か。
こんな企業ばかりあいてに、最近2度も大きな摘発をしています。現場の監督官のみなさんご苦労様です。大臣はもっと大企業を指導するように!!
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