2015年3月27日 (金)

待機児童数のごまかしはダメ

Chu1503272名古屋の河村市長は「待機児童ゼロ」を自慢するが、実際には待機児童数のカウント方法は「自治体により判断に差」がある。

国は「保育所に入所できず育休を延長した場合、『待機児童数に含めないことができる』という表現」(中日3/27)としており、名古屋市もこれらを除いている。

また、入所できた場合でも希望の園に入れず、車で30分もかかる園を指定されることもある。これでも「待機児童」にはカウントされないなどの事態も生まれている。

公立保育園つぶし

名古屋市がこういうカウントをする背景には公立保育園を次々と廃園にして、民間委託をひろげる動きがある。「女性の貧困」「子どもの貧困」が拡大するなかで生活困難家庭や虐待のおそれなどが増えている。これら「さまざまな困難を抱えた家庭」の子どもたちを受け入れているのが公立保育園だ。

「老朽化が目立つ公立保育所が民営化で新しくなると『園舎がきれいになってどこが悪いの』。そんな声にかき消され、目には見えない、長年培われた保育の先行きを心配する声は行政に届きにくい」(中日〃)

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2015年2月 5日 (木)

公立保育園の役割増す

Img_0823河村市長のもとで名古屋市は公立保育園を民営化して118園を78園に減らす計画で毎年民営化が行われている。しかし「子どもの貧困」が深刻化する中で、公立保育園には児童相談所からの相談や、支援が必要な家庭は増えるばかり。公立保育園の果たす役割は逆に大きくなっている。

名古屋市職労組織部長の武藤貴子さんは「家庭も丸ごと受け入れ、支援するのが公立。予算も減らして、そういった役割を十分果たせるのか」と心配する。(中日1/31)Chu150130_2

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2013年2月 7日 (木)

柴田たみおさんが名古屋市長選挙に出馬を表明

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柴田たみおさん(47才)が4月に行われる名古屋市長選挙に出馬を表明されました。(←中日2/6)

本日開催された市民集会には革新市政の会の会員以外からも、名古屋市政の転換を求める声が寄せられました。放射能汚染の心配を訴える女性からは3月3日に行われる「明日につなげる大集会」の取り組み、名城大学の井内教授は自然再生エネルギーへの転換を生かした地域経済再生、天チンこと天野鎮雄さんからは名古屋市政の文化・芸術活動への提言をいただきました。天チンさんはアマチュア劇団で活躍する柴田さんに大きな激励もいただきました。

柴田さんはあいさつで「子ども達が希望を持って生きられる社会をつくることは大人の責任だ」と強調し、今の名古屋市政は待機時ゼロの数字だけだと指摘しました。

柴田さんの出身である名古屋大学理学部物理教室で教授を務められた沢田名誉教授からも応援をいただきました。

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