市役所庁舎も空襲対策
中区三の丸に建つ名古屋市役所は戦前の昭和8年に建てられ今年で80年を迎える。昭和19年からの空襲で陸軍の拠点であった名古屋城はじめ周辺はすべて消失したが、市役所と県庁は焼けずに残った。
昨日(9/4)の中日に当時の写真が掲載された。市内の戦跡を案内する
大島良満さん(元めいきん生協くらしの相談室長)が当時の状況を語る。茶色とクリーム色のツートンだった市庁舎はコールタールで黒く塗られていたそうだ。屋上の一角には床を10センチほど厚く補修したところがあるが、高射砲を置いた場所だという話もある。記録は残っていないが未だにこの下は雨漏りがする。砲撃の衝撃ではないかという。
それにしても戦争を知る資料、語り部は重要だ。
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