2010年1月16日 (土)

被爆者のお話を聞いて

Hibaku0116_2 今日は被爆者訴訟を支援するネットワークの新春交流会が生協生活文化会館で開催されました。

被爆者訴訟は全国で19連勝し、政府も認定基準の改定や基金設立の法律も余儀なくされてきました。しかし、まだ訴訟以外にも多くの方が認定を保留されています。

弁護団の樽井弁護士から国との交渉経過や立法についてのお話があり、NPT再検討会議が行われる今年こそ、核兵器の廃絶にむけた画期となる年にしたいと決意が語られました。

各テーブルごとの懇談では被爆者の方から体験をお聞きしました。私のテーブルには4名の方がいました。二人は名古屋空襲で広島に疎開し被爆しました。三菱重工で広島の工場に転勤となった方、看護師として救援活動に参加された二人は入市被爆でした。15才で災害の工場復旧に行った男性は「一日行っただけでもう次の日から行けなくなった。光景が目に浮かび夜は眠れなかった」と話されました。「市内から逃げて来る人はみんな裸で皮膚がたれて」「みんな水、水と言った。でも川に入って水を飲んだひとが次々と死んだので水をやってはいかんと言われた」「黒い雨はその日(6日)に降った。」「丘の上から大きなキノコ雲が立ち上るのを見た」などみんな今でもはっきりとお覚えていました。

参加された方は、直接熱線は受けなかったため、原爆症の症状は比較的少ないのですが、心に受けた傷は癒えることがないのだなあと感じました。

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2009年9月 1日 (火)

主体的な防衛?!

国民に「痛み」をおしつけてきた自公政権が国民の怒りで退場させられた。

「政権交代」を唯一の旗印に多数のオザワチルドレンを当選させた民主党。なんだか4年前の小泉選挙と似た雰囲気を感じるのは私だろうか。

ま、公明党の幹部がそろって落選したのは気持ちよかったが。

「政権交代」は政治転換の入り口に立ったに過ぎない。この後、どういう政治を行っていくか、民主党政権に問われる問題は山ほどある。もちろん製造業派遣の禁止、後期高齢者医療制度の廃止、生活保護の母子加算回復、高校授業料の無償化と返済不要の奨学金など、マニフェストの重点施策は直ちに手をつけてもらわなければならない。

各団体が要求に徹して大きな運動を展開していくことが重要になっている。

一方、日米軍事同盟や自衛隊の海外派兵では危険な性格が見え隠れする。今日の夜のNHKでは陰の防衛大臣長島議員が自分の考えとはいえ「アメリカいいなりではなく主体的に」自衛隊の海外派兵を進めようとする姿勢が言葉の端々に見え隠れした。

改憲についても危険な動きが予想される。「健全な野党」の役割は重要だ。

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2009年6月 8日 (月)

両方とも間違ってる

Photo 日曜日(7日)の中日新聞に「私が正しい!」と自民党の中谷元防衛庁長官、民主党の前原副代表が紙上で意見を交わしている。

防衛大卒の中谷氏は「(北朝鮮がミサイルを発射する前に)これをたたける能力を持つことは自衛の範囲だ」という。

松下政経塾出身の前原氏も「弾道弾を発射する基地を攻撃することは憲法の範囲内だ」と主張する。

二人とも「座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨ではない」という鳩山元首相の発言を引用している。

北朝鮮の核開発は断じて許すことはできない。しかし同時に北朝鮮は「自国の方から先制攻撃をすることはない」としている。また北朝鮮が先に日本を攻撃する理由は考えられない。以前海上自衛隊の方も、「船で攻めてくることはない。戦力が違いすぎる」と話していた。たとえやけくそで撃っても瞬時に世界からの制圧が行われることは想像に難くない。それだけのリスクを冒す理由も考えられない。

自民党と民主党の幹部がそろって、攻撃的な発言をすることはどういう意味があるのか。少なくとも国際的には全く日本の国益にはならない。私の考えでは一つには経済危機の進行に手が撃てず、国民の不満をそらす目的。もう一つは数兆円もかかるミサイル防衛システムにさらなる税金を使いたい防衛産業の意図がある。

自民、民主、「二人とも間違っている」というのが正しい

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2008年11月 3日 (月)

そんなの関係ねえ

自衛隊イラク派兵違憲判決(4月17日、名古屋高裁、確定)に対し「そんなの関係ねえ」と言った田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長が「アパグループ」主催の「真の近現代史観」懸賞論文で最優秀賞を受賞した。田母神氏の「日本は侵略国家であったのか」と題した論文の中で「我が国が侵略国家というのは濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)」などと主張していた。

さらに毎日jpによる論文趣旨ではhttp://mainichi.jp/select/wadai/news/20081101k0000m010137000c.html?inb=yt

「しかしこれも今では、日本を戦争に引きずり込むために、アメリカによって慎重に仕掛けられたわな)であったことが判明している。実はアメリカもコミンテルンに動かされていた。」とも言っている。

長官の他にも複数の現職自衛官が論文に応募したという。これも幹部ではないだろうか。みんな賞金(300万)を狙ったのか。それにしてもこんなところで自衛隊幹部に賞金をおくるアパホテルって!

会長の元谷外志雄は安倍晋三の後援会である「安晋会」副会長である。耐震偽装でも有名だ。

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2008年10月31日 (金)

沖縄集団自決は軍の命令

沖縄戦集団自決の問題で31日、大阪高裁の判決がでました。一審判決を支持、元隊長らの控訴は棄却です。
 判決は「軍が集団自決に深く関与したことは否定できない」と認定。また、証言や文献などから「命令が通説だった1970年の出版当時は、これを真実と信じる相当な理由があり、公正な論評も逸脱していない」として大江健三郎氏らの名誉棄損を否定しました。

 文科省の教科書検定で「軍の直接命令がなかった」としたことについては、林博史氏が著書の中で、何カ所も自決場所で軍の関与が合ったことを証明しています。沖縄のこころを踏みにじっている教科書検定に改めて痛撃となる判決です。  

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2008年9月 5日 (金)

名古屋市が〝検閲〟を復活か

先日、二つの市民団体から「地元文化団体が名古屋市及び名古屋市教育委員会の後援名義を申請したところ、理不尽な理由で不承認とされた」という話がありました。

名古屋市「事業の主目的が必ずしも文化振興でなく、具体的な特定のメッセージを伝えることを目的とした、政治的中立性が担保されていない事業であると判断されるため」

教育委員会「戦争、憲法第9条に関わる事業については、市民・団体の取り組み、議論への中立性を保つ観点から原則として後援を行わない」

団体のひとつ愛知・県民の手による平和を願う演劇の会は「グランドナイン」という中日ドラゴンズの前身である戦時中の球団から太平洋戦争にかり出された選手のお話を演劇にしたものです。

文化団体は「このまま放置、容認すれば、戦前の検閲制復活や会場利用制限などに波及する恐れもある」と抗議行動を行いました。0090

私も平和や九条の問題について名古屋市の意図的なものを感じます。それこそ文化に対する「介入」であり、中立性を損なっていると思います。

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2008年6月12日 (木)

戦争の事実にふれて

平和行進の途中である本を薦められました。

「今なお、屍とともに生きる」(日比野勝廣) 夢企画大地

沖縄戦で負傷した日本兵の手記です。編集・追記をされた娘さんが行進の休憩場所で紹介されました。糸数アブチラガマに残された負傷兵たちの死にゆく様と生き残った者の戦後の苦しみが書かれています。

沖縄では今でも戦争を語り継ぐ努力がされています。私もガマに入ってガイドの話を聞いたことがあります。そこだけでは伝えきれない「事実」に触れることができました。

同時にここに書かれていない、中国や嘉数での戦闘にこそ苦悩の真実があることがうかがい知れます。戦争は「絶対起こしてはいけない」という日比野さんの言葉がずっしりと伝わる手記です。

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2008年6月 5日 (木)

平和行進50回目

20被爆者援護と核兵器の即時廃絶を求めて広島まで歩くt和行進が名古屋に入りました。

私も今日、朝名古屋市役所を出発し、北名古屋市を通って岩倉市まで歩きました。

平和行進は今年で50回目。被爆者集団訴訟では仙台に続き、大阪高裁でも勝訴しており、政府の被爆者認定の誤りが指摘されています。すでに原告の1割以上が亡くなっており、政府の政治決断が求められています。また、今年は名古屋高裁でイラク派兵違憲判決が下された後であり、平和行進でもその意義が各地で語られています。

今日は午後から雨。それもけっこう強い雨でポンチョに傘をさして、のぼりをもっての行進でした。午前中の勢いも疲れとともにトーンダウンしがちでしたが、最後まで歌声にお付き合いしました。

終着地点の岩倉市役所では「非核都市宣言」の大きな垂れ幕と副市長、市議会議長が出迎え。戦争体験者でもある議長から「戦争は絶対起こしてはならない。憲法9条はずっと守っていく」と力強いあいさつがありました。

明日は瀬戸・守山コース。うちの順子さんが守山区を自衛隊まで歩きます。

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2008年5月30日 (金)

五つの赤い風船

♪遠い世界に~5fnn_s

コンサートの開始はこの歌からでした。

朝日新聞の取材を切り上げて、市民会館についたのが10分前。席を見つけるとすぐ後ろには福保労のFさん。その隣には私と同じ年くらいのTさん、、「あら、榑松さんもきてたの」

さらに向こうの方を歩いているのは学童のKさんではないか。そんなお年頃のみなさんが会場いっぱいに集まってフォークソングを楽しみました。まぼろしの翼とともに、血まみれの鳩など70年代に平和を歌ったあの歌。

ゲストには杉田二郎、そしてイルカ。「全然変わってない」イルカさん。「かわいい!!」って声も。杉田二郎は花の湖ピクニックコンサート以来ですから30年ぶり。あのころは毎年テントを背負ってナターシャセブンのコンサートにいきました。

フィナーレは全員で「遠い世界に」を歌いました。みんなで青春を満喫しました。

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2008年4月 5日 (土)

ここでも“出稼ぎ”

横浜のタクシー運転手殺害事件が米兵による犯罪である事が明らかになった事件。そこでわかったことはこの青年「米兵」とはいうもののナイジェリア国籍である事。

アメリカでは市民権を持たない移民が、イラク戦争にいくと市民権をもらえるので、移民の青年が多数志願しているとは聞いていたが、この青年も同じだろうか。脱走兵ということで米軍は簡単に日本の警察の調査に応じたようだが、通常の米兵であればたいていは簡単な調べで米国に帰されている。今回はどうだろうか。

アフリカからアメリカへ出稼ぎで移民したものの、市民権はもらえず、日本、そしてイラクの戦場に飛ばされることになった青年が「脱走」するということは、決して考えられない事ではない。アメリカという国はほんとにとんでもない国だ。

しかし、どれほどの脱走兵がいるのか日本政府は把握していない。今日の赤旗に「米軍の脱走兵情報を日本に通報せよ」とあった。それも驚きである。

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